(1) ばね定数 $k$、自然長からの伸びが $x$ のばねの弾性力の大きさを求める。 (2) 7.6 N の力を加えた時に自然長から 30 cm だけ伸びるばねのばね定数を求める。 (3) 天井に固定されたばね定数 29 N/m のばねの片側に質量 4.5 kg の物体をつけて鉛直下向きにつり下げ、静止するまで待った。このとき、ばねの自然長からの伸びを求める。

応用数学物理力学フックの法則ばね
2025/7/27

1. 問題の内容

(1) ばね定数 kk、自然長からの伸びが xx のばねの弾性力の大きさを求める。
(2) 7.6 N の力を加えた時に自然長から 30 cm だけ伸びるばねのばね定数を求める。
(3) 天井に固定されたばね定数 29 N/m のばねの片側に質量 4.5 kg の物体をつけて鉛直下向きにつり下げ、静止するまで待った。このとき、ばねの自然長からの伸びを求める。

2. 解き方の手順

(1)
フックの法則より、ばねの弾性力 FF は、ばね定数 kk と自然長からの伸び xx に比例する。
F=kxF = kx
(2)
フックの法則 F=kxF = kx を利用する。
与えられた力 F=7.6NF = 7.6 N と伸び x=30cm=0.3mx = 30 cm = 0.3 m を代入し、ばね定数 kk を求める。
7.6=k×0.37.6 = k \times 0.3
k=7.60.3k = \frac{7.6}{0.3}
(3)
ばねにつるされた物体が静止しているとき、重力と弾性力がつり合っている。
重力 WWW=mgW = mg で表され、m=4.5kgm = 4.5 kg、重力加速度 gg は近似的に 9.8m/s29.8 m/s^2 とする。
弾性力 FFF=kxF = kx で表され、k=29N/mk = 29 N/m
つり合いの式は mg=kxmg = kx となるので、xx を求める。
mg=kxmg = kx
x=mgkx = \frac{mg}{k}
x=4.5×9.829x = \frac{4.5 \times 9.8}{29}

3. 最終的な答え

(1) F=kxF = kx
(2) k=7.60.325.33N/mk = \frac{7.6}{0.3} \approx 25.33 N/m
(3) x=4.5×9.8291.52mx = \frac{4.5 \times 9.8}{29} \approx 1.52 m

「応用数学」の関連問題

生産者に1単位あたり1.8ドルの課税を行った結果、価格が5ドルになった時の、消費者の負担額、生産者の負担額、および消費者に課税負担をさせた場合の消費者の負担額を求める問題。

ミクロ経済学需要と供給均衡価格消費者負担生産者負担
2025/7/27

質量がそれぞれ0.2kgと0.3kgの物体AとBが軽い糸でつながれており、なめらかな水平面上に置かれている。物体Aには左向きに1.0Nの力、物体Bには右向きに1.5Nの力が加えられている。(1)物体A...

物理運動方程式力学加速度張力
2025/7/27

長さ120mの鉄橋を電車Aが渡るのに8秒かかる。電車Bは秒速20mで長さ100mである。電車Aと電車Bが出会ってからすれ違うのに4秒かかる。電車Aの速さと長さを求めよ。

速さ距離方程式相対速度
2025/7/27

ある物質Aの分解反応について、以下の4つの問いに答えます。 (1) Aの分解反応の反応次数を答えます。 (2) 87℃におけるAの半減期を求め、初濃度100 mg/mLの場合の残存濃度と時間の関係を表...

化学反応速度論一次反応半減期活性化エネルギーアレニウスの式指数関数
2025/7/27

質量がそれぞれ200 kgの物体Aと500 kgの物体Bが、滑らかな水平面上に置かれ、質量を無視できる軽い糸で互いに引き合っている。物体Bが糸を引く力が100 Nになるように糸をたぐり寄せるとき、2....

力学運動方程式ニュートンの法則等加速度運動
2025/7/27

薬物Aの水に対する溶解度は5.25 w/v%、分解速度定数は $2.00 \times 10^{-2} h^{-1}$ である。薬物1.20gを水10.0mLに懸濁させたとき、残存率が50.0%と25...

微分方程式化学反応速度論一次反応対数
2025/7/27

ラグランジュの乗数法を用いて、$z = x + y$ が条件 $x^2 + 4y^2 = 4$ のもとで極値をとる候補点を求める。

ラグランジュの乗数法最適化多変数関数極値
2025/7/27

地面上の点Oから小石を仰角$\theta$、初速$v_0$で斜めに投げ上げたとき、以下の2つを重力加速度$g$、$v_0$、$\theta$を用いて表す問題です。 * 小石の最高到達点の高さ * ...

力学物理放物運動三角関数等加速度運動
2025/7/27

与えられたアルゴリズムを実行した後の変数 $a$ の値を求める問題です。「左辺 ← 式」は、式の計算結果を左辺の変数に代入することを意味します。

アルゴリズム変数代入計算
2025/7/27

画像から、以下の線形計画問題を解く必要があります。 目的関数: $Z = 15x_1 + 10x_2$ (最大化) 制約条件: $4x_1 + 6x_2 \le 360$ $3x_1 + 0x_2 ...

線形計画問題シンプレックス法最適化
2025/7/27