与えられた連立一次方程式を解きます。 $2x - 3y = 1$ $-4x + 6y = 3$

代数学連立一次方程式解の存在線形代数
2025/7/27
## (1) の問題

1. 問題の内容

与えられた連立一次方程式を解きます。
2x3y=12x - 3y = 1
4x+6y=3-4x + 6y = 3

2. 解き方の手順

最初の式を2倍すると、4x6y=24x - 6y = 2 となります。
2番目の式は 4x+6y=3-4x + 6y = 3 です。
これらの式を足し合わせると、
(4x6y)+(4x+6y)=2+3(4x - 6y) + (-4x + 6y) = 2 + 3
0=50 = 5
これは矛盾しています。

3. 最終的な答え

解なし
## (2) の問題

1. 問題の内容

与えられた連立一次方程式を解きます。
x+yz=1x + y - z = 1
2x3y=12x - 3y = -1

2. 解き方の手順

この連立一次方程式は、x,y,zx, y, z の3つの変数に対して2つの方程式しかないので、一意な解を持ちません。zz をパラメータとして解くことができます。
最初の式から、x=1y+zx = 1 - y + z を得ます。
これを2番目の式に代入すると、
2(1y+z)3y=12(1 - y + z) - 3y = -1
22y+2z3y=12 - 2y + 2z - 3y = -1
5y+2z=3-5y + 2z = -3
5y=2z+35y = 2z + 3
y=2z+35y = \frac{2z + 3}{5}
x=1y+z=12z+35+z=5(2z+3)+5z5=2+3z5x = 1 - y + z = 1 - \frac{2z + 3}{5} + z = \frac{5 - (2z + 3) + 5z}{5} = \frac{2 + 3z}{5}

3. 最終的な答え

x=2+3z5x = \frac{2 + 3z}{5}, y=2z+35y = \frac{2z + 3}{5}, zz は任意の実数
## (3) の問題

1. 問題の内容

与えられた連立一次方程式を解きます。
x+yz=2x + y - z = 2
3xy+4z=13x - y + 4z = -1
x+5y8z=9x + 5y - 8z = 9

2. 解き方の手順

1番目の式と2番目の式を足し合わせると、
4x+3z=14x + 3z = 1
1番目の式を-5倍して3番目の式に足し合わせると、
5x5y+5z=10-5x - 5y + 5z = -10
x+5y8z=9x + 5y - 8z = 9
4x3z=1-4x - 3z = -1
これは4x+3z=14x + 3z = 1と同値です。
4x=13z4x = 1 - 3z
x=13z4x = \frac{1 - 3z}{4}
y=2x+z=213z4+z=81+3z+4z4=7+7z4y = 2 - x + z = 2 - \frac{1 - 3z}{4} + z = \frac{8 - 1 + 3z + 4z}{4} = \frac{7 + 7z}{4}

3. 最終的な答え

x=13z4x = \frac{1 - 3z}{4}, y=7+7z4y = \frac{7 + 7z}{4}, zz は任意の実数
## (4) の問題

1. 問題の内容

与えられた連立一次方程式を解きます。
2x+3y=12x + 3y = 1
5x+2y=35x + 2y = -3
3xy=43x - y = -4

2. 解き方の手順

1番目の式を2倍、2番目の式を3倍すると、
4x+6y=24x + 6y = 2
15x+6y=915x + 6y = -9
2番目の式から1番目の式を引くと、
11x=1111x = -11
x=1x = -1
2(1)+3y=12(-1) + 3y = 1
3y=33y = 3
y=1y = 1
3番目の式に代入すると、
3(1)1=43(-1) - 1 = -4
4=4-4 = -4
したがって、x=1,y=1x = -1, y = 1

3. 最終的な答え

x=1x = -1, y=1y = 1

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