## 問題1 (1)
1. **問題の内容**
実数 , について、命題「 ならば または 」を対偶を考えて証明します。
2. **解き方の手順**
* 元の命題の対偶を作ります。対偶は「 かつ ならば 」となります。
* この対偶が真であることを証明します。
かつ のとき、両辺を足し合わせると
したがって、対偶「 かつ ならば 」は真です。
対偶が真であるとき、元の命題も真です。
3. **最終的な答え**
元の命題「 ならば または 」は真である。
## 問題1 (2)
1. **問題の内容**
実数 について、命題「 ならば 」を対偶を考えて証明します。
2. **解き方の手順**
* 元の命題の対偶を作ります。対偶は「 ならば 」となります。
* この対偶が真であることを証明します。
のとき、
したがって、対偶「 ならば 」は真です。
対偶が真であるとき、元の命題も真です。
3. **最終的な答え**
元の命題「 ならば 」は真である。
## 問題2 (1)
1. **問題の内容**
すべての実数 , について、命題「 ならば または 」を対偶を利用して証明します。
2. **解き方の手順**
* 元の命題の対偶を作ります。対偶は「 かつ ならば 」となります。
* この対偶が真であることを証明します。
かつ のとき、両辺を足し合わせると
したがって、対偶「 かつ ならば 」は真です。
対偶が真であるとき、元の命題も真です。
3. **最終的な答え**
元の命題「 ならば または 」は真である。
## 問題2 (2)
1. **問題の内容**
についての方程式 がただ一つの解をもつならば を、対偶を利用して証明します。
2. **解き方の手順**
* 元の命題の対偶を作ります。対偶は「 ならば、方程式 はただ一つの解をもたない」となります。
* この対偶が真であることを証明します。
のとき、方程式は となります。
* の場合、この方程式を満たす は存在しません(解なし)。
* の場合、すべての がこの方程式を満たします(不定、解は無数に存在)。
いずれの場合も、方程式 はただ一つの解を持つことはありません。したがって、対偶「 ならば、方程式 はただ一つの解をもたない」は真です。対偶が真であるとき、元の命題も真です。
3. **最終的な答え**
元の命題「 についての方程式 がただ一つの解をもつならば 」は真である。