長方形ABCDがあり、辺BCの中点をMとする。点PはAを、点QはDをそれぞれ毎秒1cmの速さで同時に出発し、点PはBを通って、点QはCを通ってともにMまで周上を動く。出発からx秒後における四角形APQDの面積をy cm²とする。 (1) 4秒後における四角形APQDの面積を求める。 (2) 点Pが線分BM上を動くとき、yをxの式で表し、そのときのxの変域を求める。
2025/7/27
1. 問題の内容
長方形ABCDがあり、辺BCの中点をMとする。点PはAを、点QはDをそれぞれ毎秒1cmの速さで同時に出発し、点PはBを通って、点QはCを通ってともにMまで周上を動く。出発からx秒後における四角形APQDの面積をy cm²とする。
(1) 4秒後における四角形APQDの面積を求める。
(2) 点Pが線分BM上を動くとき、yをxの式で表し、そのときのxの変域を求める。
2. 解き方の手順
(1) 4秒後について考える。
点PはAから出発して4秒後なので、ABの長さは3cmより、点Pは線分BM上にある。同様に、点QはDから出発して4秒後なので、DCの長さは6cmより、点Qも線分CM上にある。
APQDは台形なので、面積は(上底+下底)×高さ÷2で求められる。
上底AD = 6cm
下底PQ = BC - BP - CQ = 6cm - (4-3)cm - (4-3)cm = 6cm - 1cm - 1cm = 4cm
高さはADとBCの距離である3cm
よって、面積は cm²
(2) 点Pが線分BM上を動くときを考える。
点Pが線分BM上にあるとき、 である。
点PはBから cm進んだ位置にあり、点QはCから cm進んだ位置にある。
APQDは台形なので、面積は(上底+下底)×高さ÷2で求められる。
上底AD = 6cm
下底PQ = BC - BP - CQ = 6cm - (x-3)cm - (x-3)cm = 6cm - x + 3cm - x + 3cm = 12 - 2x cm
高さはADとBCの距離である3cm
よって、面積yは
xの変域は
3. 最終的な答え
(1) 15 cm²
(2) 式:
変域: