三角形ABCにおいて、AE:EB = 2:3、BD:DC = 1:3であるとき、以下の問題を解きます。 (1) AP:PDを求めよ。 (2) 三角形PDC:三角形ABCを求めよ。

幾何学三角形メネラウスの定理面積比
2025/7/27

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AE:EB = 2:3、BD:DC = 1:3であるとき、以下の問題を解きます。
(1) AP:PDを求めよ。
(2) 三角形PDC:三角形ABCを求めよ。

2. 解き方の手順

(1) AP:PDを求める。
メネラウスの定理を三角形BCDと直線AEに関して適用します。
BAAE×EPPC×CDDB=1\frac{BA}{AE} \times \frac{EP}{PC} \times \frac{CD}{DB} = 1
52×EPPC×31=1\frac{5}{2} \times \frac{EP}{PC} \times \frac{3}{1} = 1
EPPC=215\frac{EP}{PC} = \frac{2}{15}
したがって、AE:EC = 2 : (15+2) = 2:17 です。
メネラウスの定理を三角形ADCと直線BEに関して適用します。
CBBD×DPPA×AEEC=1\frac{CB}{BD} \times \frac{DP}{PA} \times \frac{AE}{EC} = 1
41×DPPA×217=1\frac{4}{1} \times \frac{DP}{PA} \times \frac{2}{17} = 1
DPPA=178\frac{DP}{PA} = \frac{17}{8}
APPD=817\frac{AP}{PD} = \frac{8}{17}
(2) 三角形PDC:三角形ABCを求める。
三角形ABDの面積は、三角形ABCの面積の14\frac{1}{4}です。
三角形APDの面積は、三角形ABDの面積の88+17\frac{8}{8+17}倍です。
825×14=225\frac{8}{25} \times \frac{1}{4} = \frac{2}{25}
三角形ADCの面積は、三角形ABCの面積の34\frac{3}{4}です。
三角形PDCの面積は、三角形ADCの面積の178+17\frac{17}{8+17}倍です。
1725×34=51100\frac{17}{25} \times \frac{3}{4} = \frac{51}{100}
したがって、三角形PDC : 三角形ABC = 51100\frac{51}{100}

3. 最終的な答え

(1) AP:PD = 8:17
(2) 三角形PDC : 三角形ABC = 51:100

「幾何学」の関連問題

(1) 中心が直線 $y = x$ 上にあり、直線 $3x + 4y = 24$ と両座標軸に接する円の方程式を求める問題です。 (2) 円 $x^2 + 2x + y^2 - 2y + 1 = 0$...

接線方程式座標平面
2025/7/27

与えられた円の方程式と、円上の点の座標から、その点における接線の方程式を求める問題です。2つの問題があります。 (1) 円の方程式: $x^2 + y^2 = 4$、点: $(\sqrt{3}, -1...

接線方程式座標
2025/7/27

## 問題の解答

相似平行線線分の比
2025/7/27

直線 $y = -x + 1$ が円 $x^2 + y^2 - 8x - 6y = 0$ によって切り取られる弦の長さを求める問題です。

直線弦の長さ座標平面2点間の距離
2025/7/27

問題は2つあります。 (1) AF=3, CF=1のとき、BD:CD=何:1であるかを求める問題。角の二等分線定理を利用します。 (2) 円Oは三角形ABCの外接円で、角Aの二等分線がBCと交わる点...

角の二等分線定理方べきの定理相似外接円
2025/7/27

右の図で、$\triangle ABC$の頂点$A$を通り、辺$BC$に点$D$で接する円$O$がある。辺$AB$, $AC$と円$O$が交わる点をそれぞれ$E$, $F$とする。$AE=4$, $B...

接線相似方べきの定理接弦定理
2025/7/27

円Oの周上に点A, B, C, Dがあり、線分ABとCDの交点をPとする。$BP = 3$, $CP = 5$, $DP = 4$, $BC = 7$ のとき、$AP$と$AD$の長さをそれぞれ求めよ...

方べきの定理相似円周角の定理トレミーの定理接線
2025/7/27

直線 $l$ が与えられており、この直線と同じ方向をもち、大きさが1のベクトル $\vec{u}$ を求める問題です。直線 $l$ は点 $(3, 0)$ と点 $(0, -2)$ を通ります。

ベクトル直線方向ベクトルベクトルの大きさ
2025/7/27

問題は、三角関数の恒等式 $1 + \tan^2{\theta} = \frac{1}{\cos^2{\theta}}$ を利用して、$\cos^2{\theta}$ が与えられた場合に、$1 + \...

三角関数恒等式costan分数
2025/7/27

円 $(x+2)^2 + (y-3)^2 = 2$ と直線 $y=ax+5$ が異なる2点で交わるような定数 $a$ の値の範囲を求める。

直線交点距離不等式
2025/7/27