直線 $y = -x + 1$ が円 $x^2 + y^2 - 8x - 6y = 0$ によって切り取られる弦の長さを求める問題です。

幾何学直線弦の長さ座標平面2点間の距離
2025/7/27

1. 問題の内容

直線 y=x+1y = -x + 1 が円 x2+y28x6y=0x^2 + y^2 - 8x - 6y = 0 によって切り取られる弦の長さを求める問題です。

2. 解き方の手順

ステップ1: 直線と円の交点を求める。
直線 y=x+1y = -x + 1 を円の方程式 x2+y28x6y=0x^2 + y^2 - 8x - 6y = 0 に代入します。
x2+(x+1)28x6(x+1)=0x^2 + (-x+1)^2 - 8x - 6(-x+1) = 0
x2+x22x+18x+6x6=0x^2 + x^2 - 2x + 1 - 8x + 6x - 6 = 0
2x24x5=02x^2 - 4x - 5 = 0
ステップ2: 交点のx座標を求める。
上記の2次方程式を解きます。解の公式を用いると、
x=(4)±(4)24(2)(5)2(2)=4±16+404=4±564=4±2144=2±142x = \frac{-(-4) \pm \sqrt{(-4)^2 - 4(2)(-5)}}{2(2)} = \frac{4 \pm \sqrt{16 + 40}}{4} = \frac{4 \pm \sqrt{56}}{4} = \frac{4 \pm 2\sqrt{14}}{4} = \frac{2 \pm \sqrt{14}}{2}
よって、2つの交点のx座標は x1=2+142x_1 = \frac{2 + \sqrt{14}}{2}x2=2142x_2 = \frac{2 - \sqrt{14}}{2} です。
ステップ3: 交点のy座標を求める。
y=x+1y = -x + 1 にそれぞれのx座標を代入して、y座標を求めます。
y1=(2+142)+1=214+22=142y_1 = -(\frac{2 + \sqrt{14}}{2}) + 1 = \frac{-2 - \sqrt{14} + 2}{2} = \frac{-\sqrt{14}}{2}
y2=(2142)+1=2+14+22=142y_2 = -(\frac{2 - \sqrt{14}}{2}) + 1 = \frac{-2 + \sqrt{14} + 2}{2} = \frac{\sqrt{14}}{2}
ステップ4: 2点間の距離を求める。
2つの交点は (2+142,142)(\frac{2 + \sqrt{14}}{2}, \frac{-\sqrt{14}}{2})(2142,142)(\frac{2 - \sqrt{14}}{2}, \frac{\sqrt{14}}{2}) です。
2点間の距離の公式 d=(x2x1)2+(y2y1)2d = \sqrt{(x_2 - x_1)^2 + (y_2 - y_1)^2} を用いると、
d=(21422+142)2+(142142)2d = \sqrt{(\frac{2 - \sqrt{14}}{2} - \frac{2 + \sqrt{14}}{2})^2 + (\frac{\sqrt{14}}{2} - \frac{-\sqrt{14}}{2})^2}
d=(2142)2+(2142)2=(14)2+(14)2=14+14=28=27d = \sqrt{(\frac{-2\sqrt{14}}{2})^2 + (\frac{2\sqrt{14}}{2})^2} = \sqrt{(-\sqrt{14})^2 + (\sqrt{14})^2} = \sqrt{14 + 14} = \sqrt{28} = 2\sqrt{7}

3. 最終的な答え

272\sqrt{7}

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