2次関数 $y = x^2 - 2x + k$ において、$-1 \le x \le 2$ の範囲での最小値が -2 であるとき、$k$ の値を求め、そのときの最大値を求める。

代数学二次関数最大値最小値平方完成
2025/7/28

1. 問題の内容

2次関数 y=x22x+ky = x^2 - 2x + k において、1x2-1 \le x \le 2 の範囲での最小値が -2 であるとき、kk の値を求め、そのときの最大値を求める。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=x22x+k=(x1)21+ky = x^2 - 2x + k = (x - 1)^2 - 1 + k
したがって、頂点の座標は (1,1+k)(1, -1+k) です。
定義域 1x2-1 \le x \le 2 において、軸 x=1x=1 が含まれるので、最小値は頂点の yy 座標になります。
よって、1+k=2-1+k = -2 より、k=1k = -1 となります。
次に、最大値を求めます。 k=1k = -1 を代入すると、y=x22x1=(x1)22y = x^2 - 2x - 1 = (x-1)^2 - 2 となります。
x=1x=1 から最も離れた xx の値は x=1x = -1 なので、x=1x = -1 のときに最大値をとります。
x=1x = -1 を代入すると、y=(1)22(1)1=1+21=2y = (-1)^2 - 2(-1) - 1 = 1 + 2 - 1 = 2 となります。

3. 最終的な答え

k=1k = -1
最大値は 22

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