(1)
不等式(1): 4x+3≤23x−1 を解きます。 両辺に4を掛けて、x+3≤2(3x−1) x+3≤6x−2 不等式(2): 3x−2a≤5x−4 を解きます。 両辺に15を掛けて、5(x−2a)≤3(x−4) 5x−10a≤3x−12 2x≤10a−12 (2)
不等式(1)と(2)を同時に満たす整数がちょうど2個存在する条件を考えます。
不等式(1)より x≥1 であり、不等式(2)より x≤5a−6 です。したがって、共通範囲は 1≤x≤5a−6 となります。 この範囲に整数がちょうど2個存在するため、x=1,2 がこの範囲に含まれ、x=3 は含まれない必要があります。 したがって、2≤5a−6<3 が成り立ちます。 2≤5a−6 より、8≤5a なので、a≥58 5a−6<3 より、5a<9 なので、a<59 したがって、58≤a<59 (3)
2次方程式 x2−(2a+1)x+a2+a=0 を解きます。 因数分解すると、 (x−a)(x−(a+1))=0 よって、解は x=a と x=a+1 2つの解 a と a+1 がともに不等式(1)と(2)の共通範囲内にある必要があります。 つまり、1≤a≤5a−6 と 1≤a+1≤5a−6 が成り立つ必要があります。 a≤5a−6 より、 6≤4a なので、a≥23 1≤a+1 より、0≤a。これは常に成り立ちます。 a+1≤5a−6 より、7≤4a なので、a≥47 したがって、a≥47 また、4x+3≤23x−1 と 3x−2a≤5x−4 の共通範囲にa, a+1が含まれる必要があるので、x≥1 と x≤5a−6 にa, a+1が含まれる必要があります。 a≤5a−6 より、a≥23 a+1≤5a−6 より、a≥47 1≤a+1 より、0≤a また、a≤5a−6 and a+1≤5a−6なので a≥7/4 求める範囲は 7/4≤aかつ、a,a+1≤5a−6なので、5a−6はa, a+1より大きい必要がある. a≤5a−6より、a≥23 a+1≤5a−6より、a≥47 したがって、a≥47