**(1) 頂点が (-1, 4) で、点 (1, -4) を通る放物線をグラフにもつ2次関数**
* 頂点の座標が分かっているので、2次関数は y=a(x+1)2+4 と表せる。 * このグラフが点 (1,−4) を通るので、 x=1, y=−4 を代入して a の値を求める。 −4=a(1+1)2+4 −4=4a+4 * よって、2次関数は y=−2(x+1)2+4 となる。これを展開して整理する。 y=−2(x2+2x+1)+4 y=−2x2−4x−2+4 y=−2x2−4x+2 **(2) 2次関数 y=x2−6x+a のグラフの頂点が点 (b, -4) であるとき、a と b の値を求める** * y=x2−6x+a を平方完成する。 y=(x−3)2−9+a * 頂点の座標は (3,−9+a) である。 * 頂点の y 座標が −4 であるから、 −9+a=−4。したがって a=5。 * 頂点の x 座標は b=3。 **(3) 2次関数 y=−x2+4x+3 (0≤x≤3) について、最大値と最小値、およびそのときの x の値を求める** * y=−x2+4x+3 を平方完成する。 y=−(x−2)2+4+3 y=−(x−2)2+7 * 頂点の座標は (2,7) である。 * x=0 のとき、y=−02+4(0)+3=3。 * x=3 のとき、y=−32+4(3)+3=−9+12+3=6。 * 0≤x≤3 の範囲で、頂点 (2,7) が含まれているので、最大値は 7 (x=2 のとき)。 * 最小値は 3 (x=0 のとき)。 **(4) 2次関数 y=2x2+4x−3 (0≤x≤2) について、最大値と最小値、およびそのときの x の値を求める** * y=2x2+4x−3 を平方完成する。 y=2(x2+2x)−3 y=2(x+1)2−2−3 y=2(x+1)2−5 * 頂点の座標は (−1,−5) である。 * x=0 のとき、y=2(0)2+4(0)−3=−3。 * x=2 のとき、y=2(2)2+4(2)−3=8+8−3=13。 * 0≤x≤2 の範囲で、頂点 (−1,−5) は含まれていない。 * したがって、最大値は 13 (x=2 のとき)。 * 最小値は −3 (x=0 のとき)。 ###