1. 問題の内容
関数 の極大値と極小値を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) 導関数 を計算します。
(2) となる の値を求めます。これが極値の候補となる点です。
(3) 求めた の値の前後で の符号がどのように変化するか調べます。符号が正から負に変わる点が極大値、負から正に変わる点が極小値を与える の値です。
(4) 極大値、極小値を与える の値を元の関数 に代入して、極大値、極小値を求めます。
まず、 を微分します。
次に、 となる を求めます。
と が極値の候補です。
次に、 と の前後で の符号の変化を調べます。
- のとき、 なので、
- のとき、 なので、
- のとき、 なので、
したがって、 で の符号が負から正に変わるので、 で極小値をとり、 で の符号が正から負に変わるので、 で極大値をとります。
のとき、
のとき、
よって、極大値は 、極小値は です。
3. 最終的な答え
極大値:5
極小値:-3