1. 問題の内容
3次方程式 が異なる2つの実数解を持つような の値を求める問題です。
2. 解き方の手順
3次関数 について考えます。この関数が異なる2つの実数解を持つのは、 が極値を持ち、極大値または極小値のどちらかが0となる場合です。
まず、 の導関数を計算します。
となる を求めます。
よって、 が極値を与える の値です。
次に、 と を計算します。
が異なる2つの実数解を持つのは、 または の場合です。
のとき、 より
のとき、 より
したがって、 または です。
3. 最終的な答え
選択肢4が正解です。