2つの2次関数 $y = 2x^2 + 6x + 7$ (①) と $y = 2x^2 - 4x + 1$ (②) が与えられています。関数①のグラフは、関数②のグラフをどのように平行移動したものか答えます。
2025/7/28
## 28 (1) の問題
1. 問題の内容
2つの2次関数 (①) と (②) が与えられています。関数①のグラフは、関数②のグラフをどのように平行移動したものか答えます。
2. 解き方の手順
まず、それぞれの2次関数を平方完成します。
関数①について:
関数②について:
それぞれの頂点の座標は、①が 、②が です。
軸方向の移動量は、
軸方向の移動量は、
したがって、関数①のグラフは、関数②のグラフを軸方向に 、軸方向に 平行移動したものです。
3. 最終的な答え
軸方向に 、軸方向に 平行移動
## 28 (2) の問題
1. 問題の内容
放物線 を 軸方向に1、 軸方向に-2だけ平行移動すると、放物線 に移ります。放物線 の方程式を求めます。
2. 解き方の手順
放物線 の方程式 を平方完成します。
放物線 の頂点の座標は です。
放物線 を 軸方向に1、 軸方向に-2だけ平行移動すると放物線 になるので、放物線 の頂点の座標は です。
放物線 は のグラフを平行移動したものなので、 の係数は2です。
したがって、放物線 の方程式は
3. 最終的な答え
## 29 の問題
1. 問題の内容
2次関数 のグラフを (1) 軸 (2) 軸 (3) 原点 それぞれに関して対称移動した曲線をグラフにもつ2次関数を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 軸に関して対称移動
軸に関して対称移動すると、 の符号が変わります。よって、 となり、
(2) 軸に関して対称移動
軸に関して対称移動すると、 の符号が変わります。よって、 となり、
(3) 原点に関して対称移動
原点に関して対称移動すると、 と の符号が変わります。よって、 となり、 より
3. 最終的な答え
(1) 軸に関して対称移動:
(2) 軸に関して対称移動:
(3) 原点に関して対称移動:
## 30 の問題
1. 問題の内容
放物線 を原点に関して対称移動し、さらに 軸方向に-1、軸方向に8だけ平行移動すると、放物線 が得られます。このとき、定数 , の値を求めます。
2. 解き方の手順
まず、放物線 を原点に関して対称移動します。すると、 となり、 となります。
次に、軸方向に-1、軸方向に8だけ平行移動します。すると、 となり、 となります。
これが と一致するので、係数を比較します。
より、
より、 なので、 より
3. 最終的な答え
,