まず、与えられた微分方程式の同次方程式の解を求める。
dx2d2y+dxdy−12y=0 特性方程式は、
λ2+λ−12=0 (λ+4)(λ−3)=0 λ=−4,3 したがって、同次方程式の一般解は
yh=C1e−4x+C2e3x 次に、非同次方程式の特殊解 y0 を y0=Aex+Be2x の形で仮定し、元の微分方程式に代入して A と B を決定する。 dxdy0=Aex+2Be2x dx2d2y0=Aex+4Be2x これらを元の微分方程式に代入すると、
(Aex+4Be2x)+(Aex+2Be2x)−12(Aex+Be2x)=ex+e2x (A+A−12A)ex+(4B+2B−12B)e2x=ex+e2x −10Aex−6Be2x=ex+e2x したがって、
−10A=1⇒A=−101 −6B=1⇒B=−61 特殊解は、
y0=−101ex−61e2x 最後に、一般解は同次方程式の解と特殊解の和であるから、
y=yh+y0=C1e−4x+C2e3x−101ex−61e2x