Aさんの家庭における二酸化炭素の排出量について、今年と昨年を比較しています。今年の1月と2月の排出量の合計は498kgです。今年の1月の排出量は昨年1月より20%減少し、今年の2月の排出量は昨年2月より10%増加しています。また、今年の1月と2月の合計排出量は昨年より42kg減少しています。今年の1月と2月の排出量をそれぞれ求めます。

代数学連立方程式文章問題割合一次方程式
2025/7/28

1. 問題の内容

Aさんの家庭における二酸化炭素の排出量について、今年と昨年を比較しています。今年の1月と2月の排出量の合計は498kgです。今年の1月の排出量は昨年1月より20%減少し、今年の2月の排出量は昨年2月より10%増加しています。また、今年の1月と2月の合計排出量は昨年より42kg減少しています。今年の1月と2月の排出量をそれぞれ求めます。

2. 解き方の手順

まず、昨年の1月の二酸化炭素排出量を xx kg、昨年の2月の二酸化炭素排出量を yy kgとします。
今年の1月の排出量は昨年の20%減なので、 0.8x0.8x kgです。
今年の2月の排出量は昨年の10%増なので、1.1y1.1y kgです。
問題文より、今年の1月と2月の排出量の合計は498kgなので、
0.8x+1.1y=4980.8x + 1.1y = 498 ...(1)
今年の1月と2月の合計排出量は昨年より42kg減少しているので、昨年の1月と2月の排出量の合計は498+42=540498 + 42 = 540 kgです。したがって、
x+y=540x + y = 540 ...(2)
(2)より、x=540yx = 540 - y
これを(1)に代入すると、
0.8(540y)+1.1y=4980.8(540 - y) + 1.1y = 498
4320.8y+1.1y=498432 - 0.8y + 1.1y = 498
0.3y=4984320.3y = 498 - 432
0.3y=660.3y = 66
y=220y = 220
よって、x=540220=320x = 540 - 220 = 320
したがって、昨年の1月の排出量は320kg、昨年の2月の排出量は220kgです。
今年の1月の排出量は 0.8x=0.8×320=2560.8x = 0.8 \times 320 = 256 kg
今年の2月の排出量は 1.1y=1.1×220=2421.1y = 1.1 \times 220 = 242 kg

3. 最終的な答え

今年の1月の二酸化炭素排出量は256 kg、今年の2月の二酸化炭素排出量は242 kgです。

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