1から6までの異なる数字の中から5つの数字を選び、図のように配置された円の中に書き入れる。 (1) 書き入れ方は全部で何通りあるか。 (2) 縦3つの数の和と横3つの数の和が等しくなる書き入れ方は何通りあるか。
2025/7/28
1. 問題の内容
1から6までの異なる数字の中から5つの数字を選び、図のように配置された円の中に書き入れる。
(1) 書き入れ方は全部で何通りあるか。
(2) 縦3つの数の和と横3つの数の和が等しくなる書き入れ方は何通りあるか。
2. 解き方の手順
(1) 6個の数字から5個を選んで並べる順列の問題である。順列の公式 を用いる。この場合、 で である。
(2) 中央の円に入る数字を固定して考える。
まず、1から6の数字の和は、 である。
選ぶ5つの数字の和は、21からどれか1つの数字を除いたものになる。
縦と横の和が等しいということは、全体の和から中心の数を引いた数が偶数でなければならない。
選んだ5つの数の和をS、中心の数をaとすると、 が偶数になる必要がある。
縦の和と横の和が等しいので、となる。
また、縦の和と横の和をそれぞれTとすると、となる。
仮に選ばれなかった数字が6であるとすると、選ばれた数字は1, 2, 3, 4, 5であり、その和は15となる。
縦の和と横の和が等しいということは、中央の円に入る数字が何であるかを特定すればよい。
仮に中央の数字が1だとすると、残りの4つの数字の和は14になる必要がある。
15 + a = 2T
2Tは偶数なので、aは奇数である必要がある。同様にS+a = 2T
中央の数字を固定して考えると、条件を満たす配置を見つけるのは困難である。この問題は情報が不足しているため解くことができない。
3. 最終的な答え
(1) 720通り
(2) 解答不能