問題文は以下の通りです。 xy平面上に点A(8, 4)と直線l: x + 2y - 6 = 0がある。 (1) 直線lに関してAと対称な点をA'とするとき、A'の座標を求めよ。 (2) 2点(1, 3), (2, 4)を通り、y軸に接する円は2つある。この2つの円の方程式を求めよ。 (3) (2)で求めた円のうち、半径が小さい方の円をCとする。また、lとx軸、y軸との交点をそれぞれS、Tとする。 今回は(2)の解き方と答えを示します。
2025/7/28
1. 問題の内容
問題文は以下の通りです。
xy平面上に点A(8, 4)と直線l: x + 2y - 6 = 0がある。
(1) 直線lに関してAと対称な点をA'とするとき、A'の座標を求めよ。
(2) 2点(1, 3), (2, 4)を通り、y軸に接する円は2つある。この2つの円の方程式を求めよ。
(3) (2)で求めた円のうち、半径が小さい方の円をCとする。また、lとx軸、y軸との交点をそれぞれS、Tとする。
今回は(2)の解き方と答えを示します。
2. 解き方の手順
y軸に接する円の方程式は、中心のx座標をa、y座標をb、半径をrとすると、
と表され、が成り立つので、円の方程式は
とおける。
この円が(1, 3), (2, 4)を通るので、それぞれ代入すると、
それぞれ展開して整理すると、
2番目の式から1番目の式を引くと、
これを1番目の式に代入すると、
(i) のとき
よって、円の方程式は
(ii) のとき
よって、円の方程式は
3. 最終的な答え
2つの円の方程式は、
または、