反比例のグラフ $y = \frac{6}{x}$ 上の2点 A, B の $x$ 座標がそれぞれ -6, 2 であるとき、2点 A, B を通る直線の式を求めよ。

代数学一次関数連立方程式座標平面グラフ
2025/7/28
## 問題25

1. 問題の内容

反比例のグラフ y=6xy = \frac{6}{x} 上の2点 A, B の xx 座標がそれぞれ -6, 2 であるとき、2点 A, B を通る直線の式を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、点Aと点Bの座標を求めます。
点Aの座標は x=6x=-6y=6xy = \frac{6}{x} に代入して、
y=66=1y = \frac{6}{-6} = -1 なので、A(-6, -1)です。
点Bの座標は x=2x=2y=6xy = \frac{6}{x} に代入して、
y=62=3y = \frac{6}{2} = 3 なので、B(2, 3)です。
次に、2点 A(-6, -1) と B(2, 3) を通る直線の式を y=ax+by = ax + b とおき、aabbを求めます。
2点の座標を代入すると、
1=6a+b-1 = -6a + b
3=2a+b3 = 2a + b
この連立方程式を解きます。
下の式から上の式を引くと
4=8a4 = 8a
a=12a = \frac{1}{2}
これを下の式に代入すると、
3=212+b3 = 2 * \frac{1}{2} + b
3=1+b3 = 1 + b
b=2b = 2
よって、求める直線の式は y=12x+2y = \frac{1}{2}x + 2 です。

3. 最終的な答え

y=12x+2y = \frac{1}{2}x + 2
## 問題26

1. 問題の内容

直線 ll の式は y=x+9y = -x + 9, 直線 mm の式は y=12x3y = \frac{1}{2}x - 3, 直線 nn の式は x=2x = 2 である。点 PPllmm の交点, 2点 A,BA, B はそれぞれ llnn, mmnn の交点である。
(1) 線分 ABAB の長さを求めよ。
(2) 点 PP の座標を求めよ。
(3) 点 PP を通り三角形 PABPAB の面積を2等分する直線の式を求めよ。

2. 解き方の手順

(1)
点Aの座標は、直線 ll の式 y=x+9y = -x + 9x=2x = 2 を代入すると y=2+9=7y = -2 + 9 = 7 なので、A(2, 7)です。
点Bの座標は、直線 mm の式 y=12x3y = \frac{1}{2}x - 3x=2x = 2 を代入すると y=1223=13=2y = \frac{1}{2} * 2 - 3 = 1 - 3 = -2 なので、B(2, -2)です。
よって、線分 ABAB の長さは 7(2)=97 - (-2) = 9 です。
(2)
点Pは直線 llmm の交点なので、y=x+9y = -x + 9y=12x3y = \frac{1}{2}x - 3 を連立させて解きます。
x+9=12x3-x + 9 = \frac{1}{2}x - 3
12=32x12 = \frac{3}{2}x
x=8x = 8
y=8+9=1y = -8 + 9 = 1
よって、点Pの座標は (8, 1)です。
(3)
三角形 PABPAB の面積を2等分する直線は、線分 ABAB の中点を通ります。
線分 ABAB の中点を MM とすると、Mの座標は (2+22,7+(2)2)=(2,52)(\frac{2+2}{2}, \frac{7+(-2)}{2}) = (2, \frac{5}{2}) です。
P(8,1)P(8, 1) と点 M(2,52)M(2, \frac{5}{2}) を通る直線の式を y=ax+by = ax + b とおきます。
1=8a+b1 = 8a + b
52=2a+b\frac{5}{2} = 2a + b
上の式から下の式を引くと、
32=6a-\frac{3}{2} = 6a
a=14a = -\frac{1}{4}
これを下の式に代入すると、
52=2(14)+b\frac{5}{2} = 2 * (-\frac{1}{4}) + b
52=12+b\frac{5}{2} = -\frac{1}{2} + b
b=3b = 3
よって、求める直線の式は y=14x+3y = -\frac{1}{4}x + 3 です。

3. 最終的な答え

(1) 9
(2) (8, 1)
(3) y=14x+3y = -\frac{1}{4}x + 3

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