(1)
まず、積分を計算する前に、微分の順序を入れ替える必要があります。ライプニッツの積分法則を使用します。
dxd∫a(x)b(x)g(x,t)dt=g(x,b(x))dxdb(x)−g(x,a(x))dxda(x)+∫a(x)b(x)∂x∂g(x,t)dt この問題では g(x,t)=f(2t) なので、∂x∂g(x,t)=0 となります。 したがって、
dxd∫−xx+1f(2t)dt=f(2(x+1))dxd(x+1)−f(2(−x))dxd(−x)=f(2x+2)⋅1−f(−2x)⋅(−1)=f(2x+2)+f(−2x) (2)
こちらも同様にライプニッツの積分法則を使用します。
dxd∫a(x)b(x)g(x,t)dt=g(x,b(x))dxdb(x)−g(x,a(x))dxda(x)+∫a(x)b(x)∂x∂g(x,t)dt この問題では g(x,t)=tf(t2) なので、∂x∂g(x,t)=0 となります。 したがって、
dxd∫x2xtf(t2)dt=(2x)f((2x)2)dxd(2x)−(x)f(x2)dxd(x)=2xf(4x2)⋅2−xf(x2)⋅1=4xf(4x2)−xf(x2)