はい、承知いたしました。問題2.6.1の(1)から(6)について、それぞれ関数の増減を調べ、グラフの概形を描く問題ですね。ここでは、(1)の について解きます。
1. 問題の内容
与えられた関数 の増減を調べ、グラフの概形を描く。
2. 解き方の手順
(1) まず、与えられた関数を微分して、導関数 を求めます。
(2) 次に、導関数が0になる の値を求めます。これは、関数の極値を与える点の 座標です。
よって、
(3) と の前後で、 の符号を調べます。これにより、関数の増減が分かります。
- のとき、 (例:のとき、) したがって、この区間で関数は増加。
- のとき、 (例:のとき、) したがって、この区間で関数は減少。
- のとき、 (例:のとき、) したがって、この区間で関数は増加。
(4) で極大値をとり、 で極小値をとります。それぞれの極値を計算します。
のとき、
のとき、
(5) これらの情報をもとに、グラフの概形を描きます。関数は で極大値 をとり、 で極小値 をとります。また、関数は で増加し、 で減少し、 で増加します。
3. 最終的な答え
- 導関数:
- 極大値: のとき、
- 極小値: のとき、
- グラフの概形: で増加、 で減少、 で増加。