行列式の計算は、いくつかの方法があります。ここでは、余因子展開を利用します。第4列に0が多く含まれているため、第4列で余因子展開を行うと計算が簡単になります。
∣B∣=0⋅C14+0⋅C24+0⋅C34+2⋅C44 ここで、Cijは(i,j)成分に対する余因子です。 したがって、
∣B∣=2⋅C44=2⋅(−1)4+4⋅M44=2⋅M44 M44は行列Bから第4行と第4列を取り除いた3x3行列の行列式です。 M44=1532413−12 M44=1(4⋅2−(−1)⋅1)−2(5⋅2−(−1)⋅3)+3(5⋅1−4⋅3)=1(8+1)−2(10+3)+3(5−12)=1(9)−2(13)+3(−7)=9−26−21=−38 したがって、∣B∣=2⋅M44=2⋅(−38)=−76