1. 問題の内容
関数 の逆関数を求め、さらにその逆関数の定義域と値域を求める。
2. 解き方の手順
(1) 元の関数の定義域と値域を求める。
まず、 の定義域を求める。根号の中身は0以上である必要があるため、、つまり 。したがって、元の関数の定義域は である。
次に、元の関数の値域を求める。 は0以上の値をとるので、。したがって、。つまり、元の関数の値域は である。
(2) 逆関数を求める。
を について解く。
両辺を2乗すると、
ここで、 と を入れ替えて逆関数を得る。
(3) 逆関数の定義域と値域を求める。
逆関数の定義域は、元の関数の値域である。したがって、逆関数の定義域は である。
逆関数の値域は、元の関数の定義域である。したがって、逆関数の値域は である。
しかし、 で の範囲で考えれば、 となる。
3. 最終的な答え
逆関数:
定義域:
値域: