まず、y=ax2+bx+c のグラフをy軸に関して対称移動したグラフの式を求める。 y軸に関する対称移動は、x を −x に置き換えることで得られる。 よって、移動後のグラフの式は、
y=a(−x)2+b(−x)+c=ax2−bx+c となる。 次に、このグラフをx軸方向に-1、y軸方向に12だけ平行移動したグラフの式を求める。
x軸方向に-1の平行移動は、x を x+1 に置き換えることで得られ、y軸方向に12の平行移動は、y を y−12 に置き換えることで得られる。 よって、移動後のグラフの式は、
y−12=a(x+1)2−b(x+1)+c y=a(x2+2x+1)−b(x+1)+c+12 y=ax2+2ax+a−bx−b+c+12 y=ax2+(2a−b)x+(a−b+c+12) これが y=2x2+8x+11 と一致するので、各項の係数を比較する。 a−b+c+12=11 a=2 を 2a−b=8 に代入すると、 2(2)−b=8 b=4−8=−4 a=2, b=−4 を a−b+c+12=11 に代入すると、 2−(−4)+c+12=11 2+4+c+12=11 18+c=11 c=11−18=−7