$\sqrt{2} + 1$ の小数部分を $a$ とするとき、$\frac{a+1}{a}$ の整数部分を求める問題です。

代数学根号有理化整数部分式の計算
2025/7/28

1. 問題の内容

2+1\sqrt{2} + 1 の小数部分を aa とするとき、a+1a\frac{a+1}{a} の整数部分を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、2\sqrt{2} の近似値を考えます。1<2<21 < \sqrt{2} < 2 であることがわかります。より正確には、1.4<2<1.51.4 < \sqrt{2} < 1.5 であり、21.414\sqrt{2} \approx 1.414 となります。
したがって、2+12.414\sqrt{2} + 1 \approx 2.414 となり、2+1\sqrt{2} + 1 の整数部分は 2 となります。
小数部分 aa は、2+1\sqrt{2} + 1 から整数部分を引いたものなので、
a=(2+1)2=21a = (\sqrt{2} + 1) - 2 = \sqrt{2} - 1 となります。
次に、a+1a\frac{a+1}{a} を計算します。
a+1a=(21)+121=221\frac{a+1}{a} = \frac{(\sqrt{2}-1)+1}{\sqrt{2}-1} = \frac{\sqrt{2}}{\sqrt{2}-1}
この分数の分母を有理化します。分母と分子に 2+1\sqrt{2}+1 をかけます。
2(2+1)(21)(2+1)=2+221=2+2\frac{\sqrt{2}(\sqrt{2}+1)}{(\sqrt{2}-1)(\sqrt{2}+1)} = \frac{2+\sqrt{2}}{2-1} = 2 + \sqrt{2}
2+22 + \sqrt{2} の整数部分を求めます。
21.414\sqrt{2} \approx 1.414 なので、2+22+1.414=3.4142 + \sqrt{2} \approx 2 + 1.414 = 3.414
したがって、2+22 + \sqrt{2} の整数部分は 3 です。

3. 最終的な答え

3

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