与えられた図形に関する問題です。 (1) 図1では、M, N がそれぞれ AB, AC の中点で、MB = BP, BC = 8 cm のとき、MN の長さと CQ の長さを求めます。 (2) 図2では、AM = MB で、D, E は BC を3等分する点で、MD = 4 cm のとき、AE の長さと AF の長さを求めます。 (3) 図3では、AD // BC, AD = 5 cm, BC = 11 cm で、E, F は AB, CD の中点のとき、GH の長さを求めます。 (4) 図4では、D, E, F は BC, CA, AB の中点で、三角形 ABC の周の長さが 28 cm のとき、三角形 DEF の周の長さを求めます。

幾何学中点連結定理メネラウスの定理三角形相似図形
2025/7/29

1. 問題の内容

与えられた図形に関する問題です。
(1) 図1では、M, N がそれぞれ AB, AC の中点で、MB = BP, BC = 8 cm のとき、MN の長さと CQ の長さを求めます。
(2) 図2では、AM = MB で、D, E は BC を3等分する点で、MD = 4 cm のとき、AE の長さと AF の長さを求めます。
(3) 図3では、AD // BC, AD = 5 cm, BC = 11 cm で、E, F は AB, CD の中点のとき、GH の長さを求めます。
(4) 図4では、D, E, F は BC, CA, AB の中点で、三角形 ABC の周の長さが 28 cm のとき、三角形 DEF の周の長さを求めます。

2. 解き方の手順

(1)
① MN の長さ: M, N はそれぞれ AB, AC の中点なので、中点連結定理より、MN は BC の半分の長さになります。
MN=12BC=12×8=4MN = \frac{1}{2}BC = \frac{1}{2} \times 8 = 4
② CQ の長さ: MB = BP より、点 B は MP の中点です。点 N は AC の中点です。メネラウスの定理より、
MAMBBPPCCQQA=1\frac{MA}{MB} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot \frac{CQ}{QA} = 1
11MBPCCQQA=1\frac{1}{1} \cdot \frac{MB}{PC} \cdot \frac{CQ}{QA} = 1
MB=BPMB = BP なので、MP=2MBMP=2MB
MAMB=1\frac{MA}{MB} = 1
MB=12MP=BPMB = \frac{1}{2}MP = BP
MBPC=1\frac{MB}{PC}=1
CQQA=1\frac{CQ}{QA}=1
CQ=QACQ = QA なので、CQ=12CACQ = \frac{1}{2}CA
AN=NCAN = NC
CA=2ANCA = 2AN
MN=12BCMN = \frac{1}{2}BC
三角形 MBC において、メネラウスの定理より、
MAABBPPCCNNA=1\frac{MA}{AB} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot \frac{CN}{NA} = 1
12BPPC1=1\frac{1}{2} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot 1 = 1
BPPC=2\frac{BP}{PC} = 2
BP=2PCBP=2PC
BP=MBBP=MB より、
MB=2PCMB=2PC
BC=8BC=8
MB+PC=8MB+PC=8
2PC+PC=82PC+PC=8
3PC=83PC=8
PC=83PC= \frac{8}{3}
BP=163BP=\frac{16}{3}
PC=83PC=\frac{8}{3}
MP=2MB=323MP=2MB=\frac{32}{3}
MCCA=MBBA\frac{MC}{CA}=\frac{MB}{BA}
メネラウスの定理は使わずに解く。
BC=8BC=8
BP=MBBP = MB
AM=MBAM=MB
AN=NCAN = NC
MN=12BC=4MN = \frac{1}{2} BC = 4
MP=PCCQMP = \frac{PC}{CQ}
MBABBCCPPQQM=1\frac{MB}{AB} \frac{BC}{CP} \frac{PQ}{QM}=1
(2)
① AE の長さ:
D, E は BC を3等分するので、BD=DE=ECBD=DE=EC です。AM=MB なので、点 M は AB の中点です。したがって、中点連結定理より MD は三角形 ABE の EB に平行で EB の半分の長さになります。 よって、MD=12AEMD = \frac{1}{2} AE, AE=2MDAE = 2MD
AE=2×4=8AE = 2 \times 4 = 8
② AF の長さ:
AF=2ADAF = 2AD
(3)
AD // BC で、E, F はそれぞれ AB, CD の中点なので、中点連結定理より、EF は AD と BC の中点連結線になります。
EF=AD+BC2=5+112=8EF = \frac{AD+BC}{2} = \frac{5+11}{2} = 8
GH= EF - (EG+HF)
(4)
D, E, F はそれぞれ BC, CA, AB の中点なので、中点連結定理より、三角形 DEF の各辺の長さは、三角形 ABC の対応する辺の半分の長さになります。したがって、三角形 DEF の周の長さは、三角形 ABC の周の長さの半分になります。
DEF=12ABC\triangle DEF = \frac{1}{2}\triangle ABC
周の長さ= 28×12=1428 \times \frac{1}{2} = 14

3. 最終的な答え

(1)
① MN の長さ: 4 cm
② CQ の長さ: 解けませんでした。
(2)
① AE の長さ: 8 cm
② AF の長さ: 解けませんでした。
(3) GH の長さ: 解けませんでした。
(4) 三角形 DEF の周の長さ: 14 cm

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