台形ABCDにおいて、点PがBを出発し、BC, CD上をDまで毎秒2cmの速さで動く。点PがBを出発してからx秒後までに線分APが通ったあとの部分の面積をy $cm^2$とする。 (2) 点Pが辺CD上にあるとき、$y$を表す式と$x$の変域を求める。
2025/8/11
1. 問題の内容
台形ABCDにおいて、点PがBを出発し、BC, CD上をDまで毎秒2cmの速さで動く。点PがBを出発してからx秒後までに線分APが通ったあとの部分の面積をy とする。
(2) 点Pが辺CD上にあるとき、を表す式との変域を求める。
2. 解き方の手順
まず、点Pが辺BC上にあるときのの範囲を求める。BCの長さは10cmなので、点PがCに到達するまでの時間は秒である。したがって、点PがBC上にあるときのの変域はとなる。
次に、点Pが辺CD上にあるときのの範囲を求める。CDの長さは6cmなので、点PがCからDに到達するまでの時間は秒である。したがって、点PがCD上にあるときのの変域はとなる。
点Pが辺CD上にあるとき、は台形ABCPの面積を表す。台形ABCPの面積は、三角形ABCの面積と三角形ACPの面積の和である。
三角形ABCの面積は、 である。
点PがCから進んだ距離は、 cmなので、CP = となる。
三角形ACPの面積は、 である。
したがって、台形ABCPの面積は、となる。これは のときには成り立たない。
点PがCD上にあるとき、三角形ABDの面積から三角形APDの面積を引いたものが求める面積となる。
三角形ABDの面積は、三角形ABCの面積+三角形ACDの面積= である。
点PがCから進んだ距離は、より、PD = である。
三角形APDの面積は、である。
したがって、面積
次に、を表す式を求める。
台形ABCDの面積は、三角形ABC+三角形ACD = となる。
3. 最終的な答え
変域は、