正方形ABCDがあり、一辺の長さは4cmである。頂点Aを中心とする半径4cmの扇形と、頂点Cを中心とする半径4cmの扇形と、辺ABを直径とする半円が描かれている。これらの図形で囲まれた影の部分の面積を求める。

幾何学面積正方形扇形半円図形
2025/7/29

1. 問題の内容

正方形ABCDがあり、一辺の長さは4cmである。頂点Aを中心とする半径4cmの扇形と、頂点Cを中心とする半径4cmの扇形と、辺ABを直径とする半円が描かれている。これらの図形で囲まれた影の部分の面積を求める。

2. 解き方の手順

まず、正方形ABCDの面積を求める。
次に、扇形ABCの面積を求める。扇形ABCは正方形の14\frac{1}{4}である。
次に、半円の面積を求める。半円の半径は2cmである。
影の部分の面積は、(扇形ABCの面積 + 半円の面積) - 正方形ABCDの面積 で求めることができる。
ただし、影の部分の面積は2つあるので、上記の計算結果を2倍する。
正方形ABCDの面積は、
4×4=164 \times 4 = 16 (cm2cm^2)
扇形ABCの面積は、
π×42×14=4π\pi \times 4^2 \times \frac{1}{4} = 4\pi (cm2cm^2)
半円の面積は、
π×22×12=2π\pi \times 2^2 \times \frac{1}{2} = 2\pi (cm2cm^2)
影の部分の面積は、
(4π+2π16)×2=(6π16)×2=12π32(4\pi + 2\pi - 16) \times 2 = (6\pi - 16) \times 2 = 12\pi - 32 (cm2cm^2)

3. 最終的な答え

12π3212\pi - 32 cm2cm^2

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