円錐Aと円柱Bがある。円錐Aの底面の半径は円柱Bの底面の半径の半分であり、円錐Aと円柱Bの高さは同じである。円錐Aの体積と円柱Bの体積の比を、最も簡単な整数の比で表しなさい。

幾何学体積円錐円柱
2025/7/30

1. 問題の内容

円錐Aと円柱Bがある。円錐Aの底面の半径は円柱Bの底面の半径の半分であり、円錐Aと円柱Bの高さは同じである。円錐Aの体積と円柱Bの体積の比を、最も簡単な整数の比で表しなさい。

2. 解き方の手順

まず、円柱Bの底面の半径を rr 、高さを hh とします。
円錐Aの底面の半径は、円柱Bの底面の半径の半分なので、 r/2r/2 となります。
円錐Aと円柱Bの高さは同じなので、円錐Aの高さも hh となります。
次に、円錐Aの体積 VAV_A を求めます。円錐の体積は、底面積×高さ×(1/3)で求められます。
円錐Aの底面積は π(r/2)2=πr2/4\pi (r/2)^2 = \pi r^2 / 4 なので、
VA=(πr2/4)×h×(1/3)=πr2h/12V_A = (\pi r^2 / 4) \times h \times (1/3) = \pi r^2 h / 12
次に、円柱Bの体積 VBV_B を求めます。円柱の体積は、底面積×高さで求められます。
円柱Bの底面積は πr2\pi r^2 なので、
VB=πr2×h=πr2hV_B = \pi r^2 \times h = \pi r^2 h
最後に、円錐Aの体積と円柱Bの体積の比 VA:VBV_A : V_B を求めます。
VA:VB=(πr2h/12):(πr2h)V_A : V_B = (\pi r^2 h / 12) : (\pi r^2 h)
πr2h\pi r^2 h で割ると、
VA:VB=(1/12):1V_A : V_B = (1/12) : 1
両辺を12倍すると、
VA:VB=1:12V_A : V_B = 1 : 12

3. 最終的な答え

1 : 12

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