直方体ABCD-EFGHにおいて、$FG = 4\sqrt{2}$, $CG = 2\sqrt{6}$, $HG = 4\sqrt{2}$である。三角形CFHの面積は$8\sqrt{10}$である。 (1) 三角錐C-FGHの体積Vを求める。 (2) 点Gから平面CFHに下ろした垂線の足Iとするとき、GIの長さを求める。

幾何学空間図形体積三平方の定理三角錐
2025/8/1

1. 問題の内容

直方体ABCD-EFGHにおいて、FG=42FG = 4\sqrt{2}, CG=26CG = 2\sqrt{6}, HG=42HG = 4\sqrt{2}である。三角形CFHの面積は8108\sqrt{10}である。
(1) 三角錐C-FGHの体積Vを求める。
(2) 点Gから平面CFHに下ろした垂線の足Iとするとき、GIの長さを求める。

2. 解き方の手順

(1) 三角錐C-FGHの体積Vを求める。
三角錐C-FGHの底面を三角形FGHとすると、高さはCGとなる。
三角形FGHはFG=HGの二等辺三角形であり、FG=HG=42FG = HG = 4\sqrt{2}なので、三角形FGHの面積は、
S=12×FG×HG=12×42×42=12×16×2=16S = \frac{1}{2} \times FG \times HG = \frac{1}{2} \times 4\sqrt{2} \times 4\sqrt{2} = \frac{1}{2} \times 16 \times 2 = 16
よって、三角錐C-FGHの体積Vは、
V=13×S×CG=13×16×26=3263V = \frac{1}{3} \times S \times CG = \frac{1}{3} \times 16 \times 2\sqrt{6} = \frac{32\sqrt{6}}{3}
(2) 点Gから平面CFHに下ろした垂線の足Iとするとき、GIの長さを求める。
三角錐C-FGHの体積Vは、底面を三角形CFHとしたとき、高さはGIとなる。
三角形CFHの面積は8108\sqrt{10}なので、
V=13×810×GI=3263V = \frac{1}{3} \times 8\sqrt{10} \times GI = \frac{32\sqrt{6}}{3}
よって、
GI=3263×3810=326810=4610=46010=4×21510=81510=4155GI = \frac{32\sqrt{6}}{3} \times \frac{3}{8\sqrt{10}} = \frac{32\sqrt{6}}{8\sqrt{10}} = \frac{4\sqrt{6}}{\sqrt{10}} = \frac{4\sqrt{60}}{10} = \frac{4 \times 2\sqrt{15}}{10} = \frac{8\sqrt{15}}{10} = \frac{4\sqrt{15}}{5}

3. 最終的な答え

(1) V=3263V = \frac{32\sqrt{6}}{3}
(2) GI=4155GI = \frac{4\sqrt{15}}{5}

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