曲線 $y = 3x^2 + 2$ 上の点 $(1, 5)$ における法線の方程式を求める問題です。

解析学微分接線法線導関数方程式
2025/4/5

1. 問題の内容

曲線 y=3x2+2y = 3x^2 + 2 上の点 (1,5)(1, 5) における法線の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

ステップ1: 導関数を求める。
与えられた関数 y=3x2+2y = 3x^2 + 2xx で微分して、導関数 yy' を求めます。
y=dydx=6xy' = \frac{dy}{dx} = 6x
ステップ2: 点 (1,5)(1, 5) における接線の傾きを求める。
導関数 y=6xy' = 6xx=1x = 1 を代入して、点 (1,5)(1, 5) における接線の傾き mtm_t を求めます。
mt=6(1)=6m_t = 6(1) = 6
ステップ3: 点 (1,5)(1, 5) における法線の傾きを求める。
法線は接線に垂直なので、法線の傾き mnm_n は接線の傾き mtm_t の逆数の負の値になります。
mn=1mt=16m_n = -\frac{1}{m_t} = -\frac{1}{6}
ステップ4: 法線の方程式を求める。
(1,5)(1, 5) を通り、傾きが mn=16m_n = -\frac{1}{6} の直線の方程式を求めます。点傾斜形の公式を使います。
yy1=m(xx1)y - y_1 = m(x - x_1)
ここに、(x1,y1)=(1,5)(x_1, y_1) = (1, 5)m=16m = -\frac{1}{6} を代入すると、
y5=16(x1)y - 5 = -\frac{1}{6}(x - 1)
ステップ5: 法線の方程式を整理する。
上記の方程式を整理して、一般形または y=ax+by = ax + b の形にします。
y5=16x+16y - 5 = -\frac{1}{6}x + \frac{1}{6}
y=16x+16+5y = -\frac{1}{6}x + \frac{1}{6} + 5
y=16x+16+306y = -\frac{1}{6}x + \frac{1}{6} + \frac{30}{6}
y=16x+316y = -\frac{1}{6}x + \frac{31}{6}

3. 最終的な答え

(1,5)(1, 5) における法線の方程式は y=16x+316y = -\frac{1}{6}x + \frac{31}{6} です。

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