(1) $y$が$x$に反比例し、$x=3$のとき$y=8$である。$y=6$のときの$x$の値を求めよ。 (2) 1次関数$y=ax+b$ ($a>0$)は、$x$の変域が$1 \le x \le 4$のとき、$y$の変域が$-2 \le y \le 7$である。$a, b$の値を求めよ。 (3) 3点A$(-3, 5)$, B$(1, a-4)$, C$(9, 8-3a)$が一直線上にあるとき、$a$の値を求めよ。

代数学反比例一次関数連立方程式傾き座標
2025/7/29

1. 問題の内容

(1) yyxxに反比例し、x=3x=3のときy=8y=8である。y=6y=6のときのxxの値を求めよ。
(2) 1次関数y=ax+by=ax+b (a>0a>0)は、xxの変域が1x41 \le x \le 4のとき、yyの変域が2y7-2 \le y \le 7である。a,ba, bの値を求めよ。
(3) 3点A(3,5)(-3, 5), B(1,a4)(1, a-4), C(9,83a)(9, 8-3a)が一直線上にあるとき、aaの値を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) yyxxに反比例するので、y=kxy = \frac{k}{x}とおける。x=3x=3のときy=8y=8だから、8=k38 = \frac{k}{3}より、k=24k = 24。よって、y=24xy = \frac{24}{x}
y=6y=6のとき、6=24x6 = \frac{24}{x}より、x=246=4x = \frac{24}{6} = 4
(2) 1次関数y=ax+by=ax+bにおいて、a>0a>0なので、xxが増加するとyyも増加する。したがって、x=1x=1のときy=2y=-2x=4x=4のときy=7y=7となる。
これらを代入して、
2=a+b-2 = a + b
7=4a+b7 = 4a + b
この連立方程式を解く。
7(2)=4aa7 - (-2) = 4a - a
9=3a9 = 3a
a=3a = 3
2=3+b-2 = 3 + b
b=5b = -5
よって、a=3a=3, b=5b=-5
(3) 3点A(3,5)(-3, 5), B(1,a4)(1, a-4), C(9,83a)(9, 8-3a)が一直線上にあるとき、ABの傾きとBCの傾きは等しくなる。
ABの傾きは(a4)51(3)=a94\frac{(a-4) - 5}{1 - (-3)} = \frac{a - 9}{4}
BCの傾きは(83a)(a4)91=124a8=3a2\frac{(8-3a) - (a-4)}{9 - 1} = \frac{12 - 4a}{8} = \frac{3 - a}{2}
a94=3a2\frac{a - 9}{4} = \frac{3 - a}{2}
a9=2(3a)=62aa - 9 = 2(3 - a) = 6 - 2a
3a=153a = 15
a=5a = 5

3. 最終的な答え

(1) x=4x = 4
(2) a=3a=3, b=5b=-5
(3) a=5a=5

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