与えられた円錐の展開図において、側面のおうぎ形の中心角を求める問題です。円錐の底面の半径は 2cm、母線の長さは 6cm です。

幾何学円錐展開図おうぎ形弧の長さ中心角
2025/7/29

1. 問題の内容

与えられた円錐の展開図において、側面のおうぎ形の中心角を求める問題です。円錐の底面の半径は 2cm、母線の長さは 6cm です。

2. 解き方の手順

円錐の展開図において、側面のおうぎ形の弧の長さは、底面の円周と等しくなります。
まず、底面の円周を計算します。
底面の円周 = 2π×半径=2π×2=4π2\pi \times 半径 = 2\pi \times 2 = 4\pi cm
次に、側面のおうぎ形の半径は母線の長さに等しいので、おうぎ形の半径は 6cm です。
おうぎ形の弧の長さ = 4π4\pi cm
おうぎ形の中心角を θ\theta (度)とすると、おうぎ形の弧の長さは、
2π×半径×中心角360=2π×6×θ3602\pi \times 半径 \times \frac{中心角}{360} = 2\pi \times 6 \times \frac{\theta}{360} で表されます。
したがって、2π×6×θ360=4π2\pi \times 6 \times \frac{\theta}{360} = 4\pi という式が成り立ちます。
この式を解いて θ\theta を求めます。
12π×θ360=4π12\pi \times \frac{\theta}{360} = 4\pi
θ360=4π12π\frac{\theta}{360} = \frac{4\pi}{12\pi}
θ360=13\frac{\theta}{360} = \frac{1}{3}
θ=3603\theta = \frac{360}{3}
θ=120\theta = 120

3. 最終的な答え

120度

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