関数 $f(x) = -2x^3 + x^2 + 4x$ の極大値を求めます。

解析学微分極大値関数の最大値二次方程式
2025/4/5

1. 問題の内容

関数 f(x)=2x3+x2+4xf(x) = -2x^3 + x^2 + 4x の極大値を求めます。

2. 解き方の手順

まず、関数 f(x)f(x) を微分して、f(x)f'(x) を求めます。
f(x)=6x2+2x+4f'(x) = -6x^2 + 2x + 4
次に、f(x)=0f'(x) = 0 となる xx の値を求めます。これは、f(x)f(x) の極値をとる点の候補です。
6x2+2x+4=0-6x^2 + 2x + 4 = 0
両辺を -2 で割ります。
3x2x2=03x^2 - x - 2 = 0
この二次方程式を解きます。因数分解を使うと、次のようになります。
(3x+2)(x1)=0(3x + 2)(x - 1) = 0
したがって、x=23x = -\frac{2}{3} または x=1x = 1 です。
次に、x=23x = -\frac{2}{3}x=1x = 1 のそれぞれについて、f(x)f''(x) を計算し、極大値を与える xx の値を特定します。f(x)f''(x) は、f(x)f'(x) の導関数です。
f(x)=12x+2f''(x) = -12x + 2
x=23x = -\frac{2}{3} のとき、f(23)=12(23)+2=8+2=10>0f''(-\frac{2}{3}) = -12(-\frac{2}{3}) + 2 = 8 + 2 = 10 > 0 なので、x=23x = -\frac{2}{3} で極小値をとります。
x=1x = 1 のとき、f(1)=12(1)+2=10<0f''(1) = -12(1) + 2 = -10 < 0 なので、x=1x = 1 で極大値をとります。
最後に、f(1)f(1) を計算して、極大値を求めます。
f(1)=2(1)3+(1)2+4(1)=2+1+4=3f(1) = -2(1)^3 + (1)^2 + 4(1) = -2 + 1 + 4 = 3

3. 最終的な答え

関数の極大値は3です。

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