縦12cm、横30cmの長方形の紙から、直方体の展開図を切り取って作った。影をつけた長方形の面積が72cm²であるとき、この直方体の体積を求める問題。

幾何学体積直方体展開図面積
2025/7/29

1. 問題の内容

縦12cm、横30cmの長方形の紙から、直方体の展開図を切り取って作った。影をつけた長方形の面積が72cm²であるとき、この直方体の体積を求める問題。

2. 解き方の手順

直方体の展開図から、影をつけた長方形は直方体の底面にあたることがわかる。
影をつけた長方形の面積は72cm²であり、底面の縦の長さは12cmであるから、底面の横の長さを xx cmとおくと、以下の式が成り立つ。
12x=7212x = 72
この式を解くと、
x=6x = 6
したがって、直方体の底面の横の長さは6cmである。
次に、直方体の高さについて考える。
展開図から、長方形の横の長さ30cmは、直方体の底面の縦の長さ2つと、直方体の高さ2つを足したものであることがわかる。したがって、直方体の高さをhh cmとおくと、以下の式が成り立つ。
2×12+2×h=302 \times 12 + 2 \times h = 30
24+2h=3024 + 2h = 30
2h=62h = 6
h=3h = 3
したがって、直方体の高さは3cmである。
以上より、直方体の底面の縦の長さは12cm、横の長さは6cm、高さは3cmであるから、直方体の体積は、
12×6×3=21612 \times 6 \times 3 = 216

3. 最終的な答え

216 cm³

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