(1) 10人の生徒から3人を選んで1列に並べるときの並び順を求める。 (2) 7個の数字1, 2, 3, 4, 5, 6, 7のうちの異なる4個を並べて作る4桁の整数の個数を求める。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数
2025/7/29

1. 問題の内容

(1) 10人の生徒から3人を選んで1列に並べるときの並び順を求める。
(2) 7個の数字1, 2, 3, 4, 5, 6, 7のうちの異なる4個を並べて作る4桁の整数の個数を求める。

2. 解き方の手順

(1) これは順列の問題である。10人から3人を選んで並べるので、順列の公式を用いる。
順列の公式は P(n,r)=n!(nr)!P(n, r) = \frac{n!}{(n-r)!} である。
この問題では、n=10n = 10r=3r = 3 なので、P(10,3)=10!(103)!=10!7!=10×9×8=720P(10, 3) = \frac{10!}{(10-3)!} = \frac{10!}{7!} = 10 \times 9 \times 8 = 720
(2) 7個の数字から異なる4個を選んで並べるので、これも順列の問題である。
この問題では、n=7n = 7r=4r = 4 なので、P(7,4)=7!(74)!=7!3!=7×6×5×4=840P(7, 4) = \frac{7!}{(7-4)!} = \frac{7!}{3!} = 7 \times 6 \times 5 \times 4 = 840

3. 最終的な答え

(1) 720通り
(2) 840個

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