白の碁石が3個、黒の碁石が2個あります。これら5個の碁石を一列に並べる方法は何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数同じものを含む順列
2025/7/30

1. 問題の内容

白の碁石が3個、黒の碁石が2個あります。これら5個の碁石を一列に並べる方法は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

この問題は、同じものを含む順列の問題として考えることができます。
5個の碁石を並べる順列は全部で 5!5! 通りありますが、白の碁石が3個、黒の碁石が2個とそれぞれ区別がつかないため、同じ並び方が重複して数えられています。
そこで、重複分を割る必要があります。
まず、5個の碁石を並べる順列は 5!=5×4×3×2×1=1205! = 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 120 通りです。
次に、白の碁石3個の並び方は 3!=3×2×1=63! = 3 \times 2 \times 1 = 6 通りあります。
また、黒の碁石2個の並び方は 2!=2×1=22! = 2 \times 1 = 2 通りあります。
したがって、異なる並べ方は、
5!3!2!=1206×2=12012=10\frac{5!}{3!2!} = \frac{120}{6 \times 2} = \frac{120}{12} = 10 通りとなります。

3. 最終的な答え

10通り

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