袋Aには赤玉が5個、白玉が3個入っており、袋Bには赤玉が2個、白玉が4個入っている。袋Aと袋Bからそれぞれ1個ずつ玉を取り出すとき、取り出した2個の玉が同じ色である確率を求める。

確率論・統計学確率組み合わせ事象確率の加法定理
2025/7/30

1. 問題の内容

袋Aには赤玉が5個、白玉が3個入っており、袋Bには赤玉が2個、白玉が4個入っている。袋Aと袋Bからそれぞれ1個ずつ玉を取り出すとき、取り出した2個の玉が同じ色である確率を求める。

2. 解き方の手順

取り出した玉が同じ色であるのは、2つの場合が考えられる。
(1) 2個とも赤玉である場合
(2) 2個とも白玉である場合
それぞれの確率を計算し、それらを足し合わせることで、求める確率を計算する。
(1) 2個とも赤玉である確率
袋Aから赤玉を取り出す確率は 58\frac{5}{8}
袋Bから赤玉を取り出す確率は 26=13\frac{2}{6} = \frac{1}{3}
したがって、2個とも赤玉である確率は 58×13=524\frac{5}{8} \times \frac{1}{3} = \frac{5}{24}
(2) 2個とも白玉である確率
袋Aから白玉を取り出す確率は 38\frac{3}{8}
袋Bから白玉を取り出す確率は 46=23\frac{4}{6} = \frac{2}{3}
したがって、2個とも白玉である確率は 38×23=624=14\frac{3}{8} \times \frac{2}{3} = \frac{6}{24} = \frac{1}{4}
(1)と(2)の場合を足し合わせる。
524+14=524+624=1124\frac{5}{24} + \frac{1}{4} = \frac{5}{24} + \frac{6}{24} = \frac{11}{24}

3. 最終的な答え

1124\frac{11}{24}

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