全体集合$U$が、$1$から$100$までの整数全体であるとき、$U$の部分集合$A$を、$9$の倍数の集合とする。このとき、$A$の補集合$\overline{A}$の要素の個数$n(\overline{A})$を求める。
2025/4/5
1. 問題の内容
全体集合が、からまでの整数全体であるとき、の部分集合を、の倍数の集合とする。このとき、の補集合の要素の個数を求める。
2. 解き方の手順
まず、全体集合の要素の個数を求める。これは、からまでの整数の個数なので、である。
次に、集合の要素の個数を求める。はの倍数の集合なので、の倍数を小さい順に列挙すると、となる。はなので、の要素は、である。したがって、である。
の補集合は、に含まれる要素のうち、に含まれない要素の集合である。したがって、で求めることができる。