1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、点Gは重心であり、線分EFとBCは平行である。線分AFの長さが10cmのとき、線分AGの長さ を求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、重心Gの性質を利用します。重心は中線を2:1に内分するので、ADは中線であり、AG:GD = 2:1となります。
次に、EF//BCより、三角形AFGと三角形ACDは相似です。
したがって、AF:AC = AG:ADとなります。
AG = cm、AF = 10 cmなので、AC = AF + FC = 10 + FCとなります。しかし、FCの長さは不明なため、AF:AC = AG:ADの式を直接利用することは難しいです。
別の考え方として、Gは重心なので、AG:AD = 2:3であるという性質を利用します。
ここで、EF//BCなので、三角形AFGと三角形ACDは相似であり、AF:AC = AG:ADとなります。
したがって、AF:AC = 2:3となります。
AF = 10cmより、
cmとなります。
したがって、FC = AC - AF = 15 - 10 = 5 cmです。
次に、三角形AFGと三角形ACDは相似より、
AG:AD = AF:AC
AG:AD = 10:15
AG:AD = 2:3
Gは重心であるので、AG:GD = 2:1
AD = AG + GDより、AD = AG + (1/2)AG = (3/2)AG
AG:AD = AG : (3/2)AG = 2:3
よって、AG = とすると、
Gは重心なので、AG:AD = 2:3となり、
これは常に成り立つので、これだけではは求まりません。
重心Gは中線ADを2:1に内分するので、AG:GD=2:1。また、EF//BCより、三角形AFGと三角形ACDは相似なので、AG:AD=AF:ACとなる。ここでAG=x, AF=10とおくと、AG:AD=2:3より、AD=3x/2。また、AF:AC=2:3より、AC=3AF/2=15。
三角形AFGと三角形ACDが相似であることから、AG/AD=AF/AC。したがって、
x/(3x/2) = 10/15
2/3 = 2/3
AG:AF = 2:1であると仮定して計算します。その場合、です。
別の解き方として、AF:FC=10:yと置く。AG:GD=2:1、ADは中線。EF//BCなので、AE:EB=AF:FC=10:y。ここで、AGとADの比が2:3になることを用いる。三角形AFGと三角形ACDは相似なので、AF:AC=AG:AD。AF=10、AC=10+y、AG=x、AD=3x/2。よって、10/(10+y)=x/(3x/2)=2/3。30=20+2y、2y=10、y=5。
AF:FC=10:5=2:1。AF:FC=2:1なので、AG:GF=2:1。AG/GF=2/1。AF=10。ADは中線。AFは関係ない。
とする根拠が薄弱です。
ADは中線であることから、GはAD上にある。ADを2:1に内分するので、AG=2GD。
EF//BCであることから、三角形AFGと三角形ACDは相似。
三角形AEGと三角形ABDも相似。
AF/AC = AG/AD
10/AC=x/(3/2x)
10/AC=2/3
AC = 15
AD=(3/2)x
AF/AC=AE/AB
3. 最終的な答え
cm