半径12cm、中心角90°のおうぎ形と、縦6cm、横12cmの長方形が重なっている。図の斜線部分アとイの面積の差(ア - イ)を求める。

幾何学おうぎ形長方形面積図形
2025/3/11

1. 問題の内容

半径12cm、中心角90°のおうぎ形と、縦6cm、横12cmの長方形が重なっている。図の斜線部分アとイの面積の差(ア - イ)を求める。

2. 解き方の手順

まず、おうぎ形の面積を計算する。おうぎ形の面積は、円の面積の1/4である。円の面積は πr2πr^2 であり、半径rは12cmなので、おうぎ形の面積は
14×π×122=36π\frac{1}{4} \times π \times 12^2 = 36π (cm2^2)
次に、長方形の面積を計算する。長方形の面積は、×縦 \times 横 なので、長方形の面積は
6×12=726 \times 12 = 72 (cm2^2)
ここで、アの面積をSS_ア、イの面積をSS_イ、長方形とおうぎ形が重なっている部分の面積をSS_{重}とする。
長方形の面積は、S+SS_{重} + S_イ となる。
おうぎ形の面積は、S+SS_{重} + S_ア となる。
求める面積の差は、SSS_ア - S_イ である。
(S+S)(S+S)=SS(S_{重} + S_ア) - (S_{重} + S_イ) = S_ア - S_イ
よって、
SS=(S+S)(S+S)=(おうぎ形の面積)(長方形の面積)S_ア - S_イ = (S_{重} + S_ア) - (S_{重} + S_イ) = (おうぎ形の面積) - (長方形の面積)
したがって、SS=36π72S_ア - S_イ = 36π - 72 (cm2^2)

3. 最終的な答え

36π7236π - 72 cm2^2

「幾何学」の関連問題

与えられた図において、角度Xの大きさを求める問題です。

角度三角形四角形内角外角
2025/4/9

$\sin \theta = \frac{1}{4}$ であり、$90^\circ < \theta < 180^\circ$ のとき、$\cos \theta$ と $\tan \theta$ の値...

三角関数三角比角度cossintan
2025/4/9

三角形ABCにおいて、$AB=4, CA=2, \angle BAC = 135^\circ$ である。この三角形の面積を求めよ。また、$\angle BAD = 45^\circ$ となるような点D...

三角形面積正弦定理角度三平方の定理
2025/4/9

角錐・円錐の体積と球の体積・表面積を求める問題です。 (1) 底面積 $S$、高さを $h$ とする角錐・円錐の体積 $V$ を $S$ と $h$ を用いて表す。 (2) 半径 $r$ の球の体積 ...

体積表面積角錐円錐
2025/4/9

角柱・円柱の体積を求める問題です。底面積を $S$ 、高さを $h$ 、体積を $V$ とするとき、$V = S \times []$ の $[ ]$ に当てはまるものを答えます。

体積角柱円柱公式
2025/4/9

半径 $r$, 中心角 $a$ 度のおうぎ形の弧の長さ $l$ と面積 $S$ を求める問題です。$l$ と $S$ をそれぞれ $l = 2\pi r \times [\ ]$, $S = \pi ...

おうぎ形弧の長さ面積
2025/4/9

2つの直角三角形の辺の長さを求める問題です。左側の三角形は45度の角度を持ち、底辺の長さが1です。右側の三角形は30度と60度の角度を持ち、底辺の長さが1です。

直角三角形三角比ピタゴラスの定理角度
2025/4/9

問題は、直角三角形に関する三平方の定理とその逆を完成させることです。

三平方の定理直角三角形幾何学定理の証明
2025/4/9

図において、円周角∠APBと中心角の関係を求める問題です。具体的には、∠APBが別の角の半分に等しいことと、その別の角がどのような角であるかを答える必要があります。

円周角中心角円周角の定理
2025/4/9

2本の平行線 $l$ と $m$ があり、それらを横切る2本の直線があります。$l$と1本の直線がなす角が $50^{\circ}$、$m$と別の直線がなす角が $80^{\circ}$と与えられてい...

平行線角度同位角同側内角三角形の内角
2025/4/9