円周上に3点A, B, Cがあり、円の中心をOとする。円周角 $ \angle ABC = 20^\circ $ であるとき、$ \angle x = \angle ACB $ の大きさを求める。

幾何学円周角中心角二等辺三角形角度
2025/7/30

1. 問題の内容

円周上に3点A, B, Cがあり、円の中心をOとする。円周角 ABC=20 \angle ABC = 20^\circ であるとき、x=ACB \angle x = \angle ACB の大きさを求める。

2. 解き方の手順

まず、円周角の定理より、円周角ABC \angle ABC に対する中心角AOC \angle AOC は、ABC \angle ABC の2倍である。したがって、
AOC=2×ABC=2×20=40\angle AOC = 2 \times \angle ABC = 2 \times 20^\circ = 40^\circ
次に、三角形OACは、OA=OC(円の半径)なので、二等辺三角形である。
したがって、OAC=OCA \angle OAC = \angle OCA である。
三角形OACの内角の和は180°なので、
OAC+OCA+AOC=180\angle OAC + \angle OCA + \angle AOC = 180^\circ
2×OCA+40=1802 \times \angle OCA + 40^\circ = 180^\circ
2×OCA=1402 \times \angle OCA = 140^\circ
OCA=70\angle OCA = 70^\circ
したがって、x=ACB=OCA=70x = \angle ACB = \angle OCA = 70^\circ

3. 最終的な答え

70°

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