まず、それぞれの食塩水に含まれる食塩の量を計算する。
濃度5%の食塩水 x (g) に含まれる食塩の量は 0.05x (g) である。 濃度15%の食塩水200gに含まれる食塩の量は 0.15×200=30 (g) である。 混ぜ合わせた食塩水の全体の量は x+200 (g) であり、含まれる食塩の量の合計は 0.05x+30 (g) である。 混ぜ合わせた食塩水の濃度は x+2000.05x+30 である。 問題の条件より、この濃度が7%以上であるから、次の不等式が成り立つ。
x+2000.05x+30≥0.07 両辺に (x+200) を掛ける。x>0なのでx+200>0で不等号の向きは変わらない。 0.05x+30≥0.07(x+200) 0.05x+30≥0.07x+14 両辺から 0.05x を引く。 30≥0.02x+14 両辺から14を引く。
16≥0.02x 両辺を0.02で割る。
0.0216≥x すなわち、x≤800 また、食塩水の量なので、x>0 である。