半径10cmの円周上を、質点が1分間に600回の割合で反時計回りに回転している。 (1) 角速度を計算する。 (2) 速さを計算する。 (3) 加速度の大きさを計算する。 (4) 質点のx, y座標を時刻tの関数として表す。ただし、t=0で正のx軸上にあったとする。 (5) t=0で正のy軸上にあったとすると、問 (4) の答はどうなるか。 (6) 時計回りに回転していたとすると、問 (4) の答はどうなるか。
2025/7/30
1. 問題の内容
半径10cmの円周上を、質点が1分間に600回の割合で反時計回りに回転している。
(1) 角速度を計算する。
(2) 速さを計算する。
(3) 加速度の大きさを計算する。
(4) 質点のx, y座標を時刻tの関数として表す。ただし、t=0で正のx軸上にあったとする。
(5) t=0で正のy軸上にあったとすると、問 (4) の答はどうなるか。
(6) 時計回りに回転していたとすると、問 (4) の答はどうなるか。
2. 解き方の手順
(1) 角速度の計算
1分間に600回転なので、1秒間には600/60 = 10回転する。1回転は ラジアンなので、角速度 は
rad/s
(2) 速さの計算
速さ は、半径 と角速度 を用いて で表される。
なので、
m/s
(3) 加速度の大きさの計算
加速度の大きさ は、半径 と角速度 を用いて で表される。
m/s
(4) 質点のx, y座標を時刻tの関数として表す。ただし、t=0で正のx軸上にあったとする。
m, rad/sなので
(5) t=0で正のy軸上にあったとすると、問 (4) の答はどうなるか。
初期位相が となるので、
(6) 時計回りに回転していたとすると、問 (4) の答はどうなるか。
角速度の符号が反転するので、 rad/s
3. 最終的な答え
(1) 角速度: rad/s
(2) 速さ: m/s
(3) 加速度の大きさ: m/s
(4) ,
(5) ,
(6) ,