与えられた不等式 $2^{2x+1} - 9 \cdot 2^x + 4 \leq 0$ を解く問題です。

代数学指数関数不等式二次不等式置換
2025/7/30

1. 問題の内容

与えられた不等式 22x+192x+402^{2x+1} - 9 \cdot 2^x + 4 \leq 0 を解く問題です。

2. 解き方の手順

まず、22x+12^{2x+1} を変形します。
22x+1=22x21=2(2x)22^{2x+1} = 2^{2x} \cdot 2^1 = 2 \cdot (2^x)^2
したがって、不等式は
2(2x)292x+402 \cdot (2^x)^2 - 9 \cdot 2^x + 4 \leq 0
となります。
次に、2x=t2^x = t と置換します。すると、不等式は
2t29t+402t^2 - 9t + 4 \leq 0
となります。
この二次不等式を解くために、まず二次方程式 2t29t+4=02t^2 - 9t + 4 = 0 を解きます。
因数分解すると (2t1)(t4)=0(2t - 1)(t - 4) = 0 となり、t=12,4t = \frac{1}{2}, 4 を得ます。
したがって、二次不等式 2t29t+402t^2 - 9t + 4 \leq 0 の解は
12t4\frac{1}{2} \leq t \leq 4
となります。
t=2xt = 2^x なので、
122x4\frac{1}{2} \leq 2^x \leq 4
となります。
これを解くために、それぞれの不等式を解きます。
122x\frac{1}{2} \leq 2^x212x2^{-1} \leq 2^x と書けるので、 1x-1 \leq x となります。
2x42^x \leq 42x222^x \leq 2^2 と書けるので、x2x \leq 2 となります。
したがって、1x2-1 \leq x \leq 2 が解となります。

3. 最終的な答え

1x2-1 \leq x \leq 2

「代数学」の関連問題

写真に写っているのは、$0.8x + 10 = 55$ という方程式を解く途中経過です。この方程式を解き、$x$ の値を求めます。

一次方程式方程式計算
2025/8/2

問題1は、与えられた対数の組の大小を比較する問題です。 (1) $\log_3 2$, $\log_3 \frac{5}{2}$, $\log_3 \sqrt{5}$ (2) $\log_{0.4} ...

対数大小比較指数
2025/8/2

与えられた複数の数式を計算し、簡略化してください。

式の計算同類項分配法則分数計算
2025/8/2

問題文は、 $x = \frac{5}{14}$、 $y = -\frac{1}{4}$のとき、 $-\frac{12}{x} \div \frac{xy}{7} \times (-\frac{x^3...

式の計算分数代入
2025/8/2

$\sqrt{18 - 5\sqrt{2}}$ を計算し、最も簡単な形で表す問題です。

二重根号根号の計算式の変形
2025/8/2

与えられた式 $3\sqrt{3} - \frac{6}{\sqrt{3}}$ を計算し、簡略化してください。

平方根有理化式の計算簡略化
2025/8/2

$x = 4 + \sqrt{5}$ のとき、式 $x^2 - 5x + 4$ の値を求めよ。

式の計算因数分解平方根代入
2025/8/2

多項式 $4x^2 + x - 5y^3 - 2$ について、$x$に着目したとき、この多項式は何次式であるか、また定数項は何かを答える問題です。選択肢から定数項を選びます。

多項式次数定数項
2025/8/2

単項式 $-4x^3y^2$ について、$y$ に着目したときの係数と次数を求める問題です。

単項式係数次数多項式
2025/8/2

単項式 $-4x^3y^2$ について、$x$ に着目したとき、係数と次数を求める問題です。

単項式係数次数文字式
2025/8/2