(1) 行列 A の正則性を判定し、正則なら逆行列を求める。 正則であるかどうかの判定は、行列式を計算することで判断できます。
det(A)=0⋅(−3⋅3−1⋅1)−0⋅(−2⋅3−0⋅1)+1⋅(−2⋅1−0⋅(−3))=0−0+1⋅(−2−0)=−2 det(A)=−2=0 なので、行列 A は正則です。 逆行列を求めるために、A に単位行列を付け加えた拡大行列を作り、行基本変形を行います。 0−200−31113100010001→−200−310131001100010→−200−310001−1−31100010→−200010001−10−31100310→1000100015−31−1/200−3/210 したがって、A−1=5−31−1/200−3/210 (2) 行列 B の正則性を判定し、正則なら逆行列を求める。 正則であるかどうかの判定は、行列式を計算することで判断できます。
det(B)=301311−232−1−21−4111−232−1+01−4101332−1−11−4101311−2 =3(0(−1+4)−1(−1−6)+3(−2−3))−2(1(−1+4)−1(4−2)+3(8−1))−1(1(−2−3)−0(8−1)+1(−12−1)) =3(0+7−15)−2(3−2+21)−1(−5−13) =3(−8)−2(22)−1(−18) =−24−44+18=−50=0 det(B)=−50=0 なので、行列 B は正則です。 逆行列を求めるために、B に単位行列を付け加えた拡大行列を作り、行基本変形を行います。 31−412013011−2132−11000010000100001 行基本変形の結果、
B−1=−3/252/2511/25−1/25−7/5013/501/50−11/50−2/25−3/257/256/251/10−1/101/101/10