2次関数 $y = -2x^2 - 4x + 5$ の最大値を求める問題です。

代数学二次関数最大値平方完成頂点
2025/7/30

1. 問題の内容

2次関数 y=2x24x+5y = -2x^2 - 4x + 5 の最大値を求める問題です。

2. 解き方の手順

与えられた2次関数を平方完成して、頂点の座標を求めます。
2次関数 y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c (ただし、a0a \ne 0) が与えられたとき、平方完成を行うことで、
y=a(xp)2+qy = a(x - p)^2 + q の形に変形できます。このとき、頂点の座標は (p,q)(p, q) となります。
a<0a < 0 のとき、この2次関数は x=px = p で最大値 qq をとります。
まず、y=2x24x+5y = -2x^2 - 4x + 5x2x^2 の係数でくくります。
y=2(x2+2x)+5y = -2(x^2 + 2x) + 5
次に、x2+2xx^2 + 2x(x+a)2a2(x + a)^2 - a^2 の形に変形します。この場合、a=1a = 1 なので、
x2+2x=(x+1)21x^2 + 2x = (x + 1)^2 - 1
したがって、
y=2((x+1)21)+5y = -2((x + 1)^2 - 1) + 5
y=2(x+1)2+2+5y = -2(x + 1)^2 + 2 + 5
y=2(x+1)2+7y = -2(x + 1)^2 + 7
よって、与えられた2次関数の頂点の座標は (1,7)(-1, 7) であることが分かります。
x2x^2 の係数が負であるため、この関数は上に凸のグラフになり、頂点で最大値を持ちます。

3. 最終的な答え

最大値は 77 です。

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