2つの連立方程式AとBが与えられており、それらの解が一致するとき、aとbの値を求める問題です。 連立方程式Aは $6x - 3y = -3$ $8x + 5y = 14$ 連立方程式Bは $ax + by = -2a$ $2bx + 7y = 9$ で表されます。

代数学連立方程式一次方程式解の比較代入法
2025/7/31

1. 問題の内容

2つの連立方程式AとBが与えられており、それらの解が一致するとき、aとbの値を求める問題です。
連立方程式Aは
6x3y=36x - 3y = -3
8x+5y=148x + 5y = 14
連立方程式Bは
ax+by=2aax + by = -2a
2bx+7y=92bx + 7y = 9
で表されます。

2. 解き方の手順

まず、連立方程式Aを解いて、xxyyの値を求めます。
6x3y=36x - 3y = -3 を簡略化して、2xy=12x - y = -1 (1式)とします。
8x+5y=148x + 5y = 14 (2式)とします。
(1式)を5倍すると、10x5y=510x - 5y = -5 (3式)となります。
(2式)と(3式)を足し合わせると、18x=918x = 9となり、x=12x = \frac{1}{2}となります。
x=12x = \frac{1}{2}を(1式)に代入すると、2(12)y=12(\frac{1}{2}) - y = -1となり、1y=11 - y = -1、したがって、y=2y = 2となります。
次に、x=12x = \frac{1}{2}y=2y = 2を連立方程式Bに代入します。
a(12)+b(2)=2aa(\frac{1}{2}) + b(2) = -2a (4式)
2b(12)+7(2)=92b(\frac{1}{2}) + 7(2) = 9 (5式)
(5式)から、b+14=9b + 14 = 9、したがって、b=5b = -5となります。
b=5b = -5を(4式)に代入すると、12a+2(5)=2a\frac{1}{2}a + 2(-5) = -2a12a10=2a\frac{1}{2}a - 10 = -2aとなります。
両辺に2を掛けると、a20=4aa - 20 = -4aとなり、5a=205a = 20、したがって、a=4a = 4となります。

3. 最終的な答え

a=4a = 4
b=5b = -5

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