2つの関数 $y = \log_{\frac{1}{3}} x$ と $y = \log_{\frac{1}{4}} x$ のグラフを選ぶ問題です。

解析学対数関数グラフ関数の比較底の変換
2025/7/30

1. 問題の内容

2つの関数 y=log13xy = \log_{\frac{1}{3}} xy=log14xy = \log_{\frac{1}{4}} x のグラフを選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

まず、対数関数の底が1より小さい場合、グラフは減少関数になることを思い出します。
また、xx が1に近づくにつれて、yy の値はどのように変化するかを考えます。
y=log13xy = \log_{\frac{1}{3}} x について、x=1x=1 のとき y=log131=0y = \log_{\frac{1}{3}} 1 = 0 となります。xx が小さくなると、yy の値は大きくなります。例えば、x=13x = \frac{1}{3} のとき、y=log1313=1y = \log_{\frac{1}{3}} \frac{1}{3} = 1 となります。xx が大きくなると、yy の値は小さくなります。
y=log14xy = \log_{\frac{1}{4}} x について、x=1x=1 のとき y=log141=0y = \log_{\frac{1}{4}} 1 = 0 となります。xx が小さくなると、yy の値は大きくなります。例えば、x=14x = \frac{1}{4} のとき、y=log1414=1y = \log_{\frac{1}{4}} \frac{1}{4} = 1 となります。xx が大きくなると、yy の値は小さくなります。
y=logaxy = \log_a x において、aa が小さいほど、x=1x=1 の近くで yy の変化が大きくなります。
今回、a=14<13a = \frac{1}{4} < \frac{1}{3} であるため、y=log14xy = \log_{\frac{1}{4}} x の方が y=log13xy = \log_{\frac{1}{3}} x よりも yy の変化が急になります。

3. 最終的な答え

問題文からはグラフの選択肢が示されていないため、グラフを選択することはできません。しかし、2つのグラフの形状についての情報を上記に示しました。

「解析学」の関連問題

問題は、$(\cos x)e^x$ を $x$ の多項式で近似することです。具体的には、$(\cos x)e^x = (1 - \frac{x^2}{2} + o(x^2))(1 + x + \fra...

テイラー展開級数展開近似極限
2025/7/31

(10) $\lim_{x \to 0} \frac{1 - \frac{x^2}{2} - \cos x}{\sin^4 x}$ (11) $\lim_{x \to 0} (\frac{1}{x} ...

極限テイラー展開ロピタルの定理関数の極限
2025/7/31

与えられた問題は、以下の3つのタイプに分かれています。 (1) 関数を3次までマクローリン展開 (テイラー展開) すること。 (2) マクローリン展開において、ゼロでない最初の3つの項を求めること。 ...

マクローリン展開テイラー展開級数展開近似式係数
2025/7/31

関数 $f(x) = \sin x$ の $x = \frac{\pi}{3}$ における2次の有限テイラー展開を求める。

テイラー展開三角関数微分
2025/7/31

与えられた5つの関数、(1) $\cos(2x)$, (2) $\cos^2(x)$, (3) $\sinh(x)$, (4) $\frac{1}{1-4x}$, (5) $\log(1-2x)$ を...

マクローリン展開テイラー展開三角関数双曲線関数対数関数冪級数
2025/7/31

与えられた12個の不定積分をそれぞれ求めます。

不定積分置換積分部分積分三角関数の積分平方完成三角関数による置換
2025/7/31

次の不定積分を計算します。 $\int \frac{\tan x}{2 + \cos x} dx$

積分不定積分置換積分部分分数分解三角関数
2025/7/31

$y = \sin x$ の第 $n$ 次導関数 $y^{(n)}$ を求める問題です。

微分三角関数導関数sin関数
2025/7/31

関数 $y = \log(x+1)$ の3次導関数 $y^{(3)}$ を求める問題です。

導関数対数関数微分
2025/7/31

関数 $y = e^{-x}$ の第 $n$ 次導関数 $y^{(n)}$ を求める問題です。選択肢の中から正しいものを選びます。

微分導関数指数関数
2025/7/31