(1)(i)
方針1:
y=x2+ax+b=(x+2a)2−4a2+b より、最小値は −4a2+b。 x2+ax+b>0 がすべての実数で成り立つための必要十分条件は、最小値が正であること。 よって、−4a2+b>0。 したがって、アイ = −1, ウ = 4, オ = 0 方針2:
解の公式より x=2−a±a2−4b。 x2+ax+b>0 がすべての実数で成り立つための必要十分条件は、判別式が負であること。 D=a2−4b<0。 よって、a2−4b<0。したがって、カ = 1, キ = 4, ク = 0。 (1)(ii)
−x2+cx−4<0 より x2−cx+4>0。 この不等式の解がすべての実数となるための必要十分条件は、判別式が負であること。
D=c2−4(1)(4)=c2−16<0。 よって、c2<16 より −4<c<4。 したがって、ケコ = -4, サ = 4。
(2)(i)
x=1 を 2024x2+2023x−2022>0 に代入すると、2024+2023−2022=2025>0 となり、不等式を満たす。したがって、シ = 0。 x=1/2 を 2024x2+2023x−2022>0 に代入すると、2024(1/4)+2023(1/2)−2022=506+1011.5−2022=−504.5<0 となり、不等式を満たさない。したがって、ス = 1。 (2)(ii)
f(x)=2024x2+2023x−2022 とする。 f(−2)=2024(4)+2023(−2)−2022=8096−4046−2022=2028>0 f(−3/2)=2024(9/4)+2023(−3/2)−2022=4554−3034.5−2022=−502.5<0 f(−1)=2024−2023−2022=−2021<0 f(−1/2)=2024(1/4)+2023(−1/2)−2022=506−1011.5−2022=−2527.5<0 f(0)=−2022<0 f(1/2)=2024(1/4)+2023(1/2)−2022=506+1011.5−2022=−504.5<0 f(1)=2024+2023−2022=2025>0 f(3/2)=2024(9/4)+2023(3/2)−2022=4554+3034.5−2022=5566.5>0 したがって、x=−2,1,3/2 が不等式を満たすので、3個である。