射的を4回行い、10点, 20点, 30点, 50点の的に当たった。1回目と2回目の点数の平均が3回目の点数と等しく、1回目と3回目の点数の平均が4回目の点数と等しいとき、2回目の点数を求める問題です。

代数学方程式連立方程式論理条件分岐
2025/7/31

1. 問題の内容

射的を4回行い、10点, 20点, 30点, 50点の的に当たった。1回目と2回目の点数の平均が3回目の点数と等しく、1回目と3回目の点数の平均が4回目の点数と等しいとき、2回目の点数を求める問題です。

2. 解き方の手順

1回目の点数を xx、2回目の点数を yy、3回目の点数を zz、4回目の点数を ww とします。
条件アより、
x+y2=z\frac{x+y}{2} = z
条件イより、
x+z2=w\frac{x+z}{2} = w
また、x,y,z,wx, y, z, w10,20,30,5010, 20, 30, 50 のいずれかの値であり、互いに異なります。
x+y=2zx+y=2z なので、x+yx+yは偶数です。したがって、xxyyは偶数または奇数です。
x,y,z,wx, y, z, w10,20,30,5010, 20, 30, 50 のいずれかの値であり、wwは平均 x+z2\frac{x+z}{2} であることから、xxzzは偶数または奇数です。
x+y=2zx+y=2zより、x+yx+yが最大の時、zzは最大になります。z=50z = 50の場合、x+y=100x+y=100となり、xxyy10,20,30,5010, 20, 30, 50のいずれかの値なので、x+y=100x+y=100になることはありません。z=30z=30の場合、x+y=60x+y = 60。可能な組み合わせは(x,y)=(10,50),(50,10)(x, y) = (10, 50), (50, 10). z=20z=20の場合、x+y=40x+y=40. 可能な組み合わせは(x,y)=(10,30),(30,10)(x, y) = (10, 30), (30, 10). z=10z = 10の場合、x+y=20x+y=20。可能な組み合わせは(x,y)=(x, y) = なし.
もし、x=10,y=50,z=30x=10, y=50, z=30であれば、w=(x+z)/2=(10+30)/2=20w = (x+z)/2 = (10+30)/2 = 20。この場合、10,50,30,2010, 50, 30, 20 となり、x,y,z,wx, y, z, w はすべて異なる値になります。
もし、x=50,y=10,z=30x=50, y=10, z=30であれば、w=(x+z)/2=(50+30)/2=40w = (x+z)/2 = (50+30)/2 = 40。この場合、404010,20,30,5010, 20, 30, 50に含まれていないため、条件を満たしません。
もし、x=10,y=30,z=20x=10, y=30, z=20であれば、w=(x+z)/2=(10+20)/2=15w = (x+z)/2 = (10+20)/2 = 15。この場合、151510,20,30,5010, 20, 30, 50に含まれていないため、条件を満たしません。
もし、x=30,y=10,z=20x=30, y=10, z=20であれば、w=(x+z)/2=(30+20)/2=25w = (x+z)/2 = (30+20)/2 = 25。この場合、252510,20,30,5010, 20, 30, 50に含まれていないため、条件を満たしません。
したがって、x=10,y=50,z=30,w=20x=10, y=50, z=30, w=20 が答えとなります。

3. 最終的な答え

50 点

「代数学」の関連問題

2つの絶対値を含む方程式を解く問題です。 (7) $|2x-3| = 15$ (8) $|3x-5| - 7 = 0$

絶対値方程式一次方程式
2025/8/2

絶対値を含む不等式 $|x| \ge 5$ の解を求める問題です。解は $x \le$ サシ、ス $\le x$ の形で与えられます。

絶対値不等式不等式の解法
2025/8/2

絶対値の不等式 $|x-2|<3$ の解を、$クケ < x < コ$ の形で求めよ。

絶対値不等式一次不等式
2025/8/2

問題は、絶対値を含む不等式 $|x| < 4$ の解を求めるものです。解は「オカ < x < キ」の形式で与えられ、オカとキに当てはまる数を答えます。

絶対値不等式解の範囲
2025/8/2

絶対値を含む方程式 $|x + 2| = 5$ の解を求める問題です。

絶対値方程式場合分け一次方程式
2025/8/2

与えられた4つの二次方程式をそれぞれ解く。 (1) $3x^2 + 7x + 2 = 0$ (2) $2x^2 + 5x - 3 = 0$ (3) $4x^2 - 5x - 6 = 0$ (4) $3...

二次方程式因数分解解の公式
2025/8/2

与えられた等式が $x$ についての恒等式となるように、定数 $a$, $b$, $c$ の値を定める問題です。

恒等式係数比較連立方程式部分分数分解
2025/8/2

与えられた4次方程式 $(x+1)(x+2)(x+3)(x+4)=24$ を解け。

4次方程式方程式解の公式複素数
2025/8/2

不等式 $(x - y + 1)(x^2 + y^2 - 4) < 0$ の表す領域を図示する問題です。

不等式領域グラフ直線
2025/8/2

ベクトル空間 $\mathbb{R}^3$ の部分集合 $W$ が与えられたとき、$W$ が部分空間であるかどうかを調べる問題です。具体的には、以下の4つの $W$ について判定します。 (1) $W...

線形代数ベクトル空間部分空間
2025/8/2