(1)
x2+y2=1という条件があるので、x=cosθ, y=sinθ とおくことができます。このとき、 h(x,y)=xy=cosθsinθ=21sin(2θ) −1≤sin(2θ)≤1なので、−21≤21sin(2θ)≤21となります。 したがって、最大値は21、最小値は−21です。 (2)
x3+y3−3xy=0という条件があるので、因数分解すると、 (x+y)(x2−xy+y2)−3xy=0 ここで、x+y=s, xy=tとおくと、x2+y2=(x+y)2−2xy=s2−2t 条件式は(x+y)(x2−xy+y2)−3xy=(x+y)((x+y)2−3xy)−3xy=s(s2−3t)−3t=s3−3st−3t=0となります。 したがって、t=3(s+1)s3となります。 h(x,y)=x2+y2=s2−2t=s2−3(s+1)2s3 h′(s)=2s−9(s+1)26s2(3(s+1))−2s3(3)=2s−9(s+1)218s3+18s2−6s3=2s−9(s+1)212s3+18s2 =2s(1−9(s+1)26s2+9s)=2s(9(s+1)29(s2+2s+1)−6s2−9s)=2s(9(s+1)23s2+9s+9) h′(s)=0となるのはs=0の時。このとき、h(0,0)=0。 また、葉線(デカルトの正葉線)は、原点においてループを描いているので、原点が極値となる。